【富山市】スープカレーとおばんざいのお店「Baruビッケとマルジュ」が話題!和風だしが決め手!【NEW OPEN】
今年1月に富山市にオープンした「Baruビッケとマルジュ」をご紹介!
和風だしをベースにしたほっと落ち着くスープカレーに、おばんざいが上品に添えられたカラダ喜ぶメニューが楽しめると大人気のお店です。
スープカレーの味を決める店主の野﨑流星さんと、おばんざいを担当するお母様の野﨑裕美さんにお話を伺ってきました!
最寄駅は南富山駅。お店の前には駐車場もあり、学生さんや市内で働く方はもちろん、県外からドライブで訪れるのにも立ち寄りやすい立地です。
店名の由来は、裕美さんが昔、『小さなバイキング ビッケ』というアニメのキャラクターに似ていると言われていたことから。
「マルジュ」はゆったり・だんらんという意味を持ち、この2つを組み合わせて名付けられました。
そんな二人三脚で始めたお店。
裕美さんがお酒を提供するバーを始めようとしていたところ、飲食店をやりたいという流星さんの思いとタイミングが重なりました。
和食が得意な裕美さんに合わせて、それに合うものをと考えた結果、和風だしのスープカレーを提供することに決まったといいます。
独自に開発したスープカレーには、昆布とカツオの一番だしを使用。
和風だしは味がぼやけやすく、野菜の状態や火加減によって味が変わるため、毎日のスープの味を安定させるのはとても難しいそうです。
「温度が高すぎると、スパイスが際立ってしまうんです。だしの風味をしっかりと感じられる、蕎麦やうどんのような日本人がホッとする味わいに仕上がるよう意識しています」と、流星さんは話します。
「Baruビッケとマルジュ」のランチのメインメニューは、和風だしをベースにした2種類のスープカレー。
定番の「マルジュ野菜カレー」と、「味噌胡麻スープカレー」です。
「味噌胡麻スープカレー」は、夏に向けての数量限定メニュー。
どちらのスープカレーにも、副菜3種・漬物3種・サラダがセットになっています。
さらに、フライとデザートまたはドリンクをつけたセット、デザートとドリンクの両方がつくセットなど、3段階のスタイルが用意されています。
今回は、もっとも気軽に楽しめる「味噌胡麻スープカレー」に、副菜3種・漬物3種・サラダが付いたセットを注文してみました。
提供された瞬間、思わず「わ〜きれい!」と声が出てしまうほど、素揚げ野菜の彩りが華やかなスープカレー。
舞茸、れんこん、なすなどの素揚げ野菜に加え、半熟卵と豚の角煮が1切れ入っています。
トッピングにはパクチーが添えられ、野菜とスープ、そしてパクチーを一緒に口に含むと、胡麻の香り際立つコクにほんのりエスニックな風味が重なり、ほっと落ち着くのに新しさも感じる魅惑の味わいが広がります。
さらりとした口当たりも印象的!
さらに自分好みにアレンジしたい方には、3種類のオリジナルスパイスを加えるのもおすすめ。
中でも、「味噌胡麻スープカレー」には赤いスパイスがよく合うとのことで、試してみました。
スプーンにスパイスを少しのせてスープカレーをすくい、口に運ぶと、ほんのりホットな味わいに。
後半の味変として取り入れれば、最後の一口まで存分に楽しめます。
副菜3種とお漬物3種の野菜は一部、祖父が自家栽培している無農薬野菜を使用。
器も美しく、こだわりを感じるラインナップで、ランチタイムの満足度がグッと高まる充実した内容です。
もともと和食が得意なお母様が作る副菜は、絶妙な火入れと塩加減で格別の美味しさです。
冷たいトマトのおかずは、じっくり噛み締めたくなる味わい。
まるで優しいお人柄をそのまま表しているかのようでした。
サラダは、ドレッシングを後がけするスタイル。
カレー屋さんの食事といえば、大胆で男らしいメニューをイメージしますが、こちらでは、一つ一つ丁寧に用意された上品なテイストを味わうことができ、カレー屋さんの新たな可能性を感じることができました。
食後のデザートは、自家製プリンやアイスクリームなど常時3種類ほどを用意。
自家製プリンは程よいかたさと滑らかな舌触りが特徴で、食後でも印象に残る意外と甘めの味付けが美味しく、スイーツ好きの私の心に刺さりました。
店内には、テーブル席とカウンター席があります。
テーブル席の一部は小上がりになっていて、お子様連れでも利用しやすそうです。
また、2名から予約可能な2時間飲み放題付きの女子会プランもあり、大人数でのご予約にもぴったりです。
カウンター席もあり、夜にはバーのような落ち着いた雰囲気を味わえます。
ディナータイムはスープカレーの提供はしておらず、おばんざいをはじめ、だし巻き卵や焼きおにぎり、お味噌汁など、夕食に立ち寄りたくなるお袋の味を取り揃え、1日の疲れを癒すべくお客様をお出迎え。
裕美さんは「おひとり様でも気軽に楽しめる価格のおばんざいを用意してお待ちしています」とお話してくださいました。
ランチタイムは和風だしにこだわったスープカレーのお店、夜はお袋の味が自慢のおばんざいバーになる、新しい形態のお店「Baruビッケとマルジュ」をご紹介しました。
心休まる雰囲気の中で彩り豊かなご褒美ランチを楽しんだり、夜はおばんざいバーでゆったり夜ご飯を済ませたり。
ぜひ自分に合った使い方を見つけてみてくださいね。
Baruビッケとマルジュ
住所富山県富山市大町241-3
TEL050-8883-6058
営業時間月曜〜水曜 11:00-15:00/18:00-22:00
金曜 18:00-23:00(ディナーのみ営業)
土曜 11:00-15:00/18:00-23:00
日曜 11:00-15:00/17:00-22:00
定休日木曜
駐車場5台
公式Instagram( https://www.instagram.com/vikketomaruju/ )
この記事のライター
岩井なな(いわいなな)
富山県黒部市出身のインタビュアー・フリーライター。ライフワークはおしゃれホテル滞在で、年間全国100施設以上を訪問。北陸と東京の2拠点生活をしながら、全国各地のグルメ&おしゃれな名店を発掘するフードライターとしても活動する。