<義妹、甘やかされすぎ!>彼氏と一緒に宿泊?車も貸す?⇒「絶対イヤ!」なぜウチに?【まんが】
私(ミヅキ、20代後半)は、夫(トシヤ、20代後半)と子ども3人との5人暮らし。私の実家の敷地内に家を建てて暮らしています。夫も同じ地元で、比較的近くに義実家があります。
県外で一人暮らしをする夫の妹(義妹、アコ、20代前半)が友人の結婚式で帰省するようなのですが、義実家ではなくうちに泊めてほしいと言ってきました。私は義妹と仲が悪いわけではありませんが、甘やかされて図々しい義妹の要望が多くて困っています。
義妹とその彼氏も一緒に3泊4日もわが家に泊まらせてほしいと言ってきました。義実家はいつも散らかって汚いです。ゴミ屋敷とまではいきませんが、それに近いものがあると思います。義妹が汚い実家より、キレイで新しいうちに泊まりたいのはなんとなく理解できました。
義妹が泊まるだけでも考えものなのに、会ったこともない彼氏も一緒で、しかも車まで貸せだなんて、あまりの図々しさに驚きました。
私も夫も働いています。日中誰もいない家に、義妹と見ず知らずの彼氏さんが過ごすなんて絶対イヤです。いくら義妹の彼氏とはいえ、100%は信頼できません。
しかし話がうまく伝わらなかったのか、私が大の苦手な過保護な義祖母から夫宛に連絡がありました。
義祖母は、夫の父の母親です。70代で都内に一人で暮らしています。うちの一家は義祖母を訪問するとき、ひ孫を見せるついでもあり、泊まらせてもらっています。もちろん親戚同士の集まりでもたびたび顔を合わせます。義祖母は気の強い人で自分の思い通りにならないと怒ってしまう人。結婚当初から、私は何かとこの義祖母にイヤミを言われてきて、イヤな思いをたくさんしてきました。
義妹は悪い子ではありません。でも社会人になった今もまだ、何に関しても誰かがどうにかしてくれるという、他人任せで甘えた考えがあります。 夫や義祖母を含め義実家の人は、みんな義妹に甘いのです。義妹もそれを理解してか、甘やかされるのに慣れているのか、以前から少し図々しいところがあります。 これを機にうちが義妹の定宿にされても困ります。けれども、義祖母からの攻撃は避けたいし、どう対応するべきか悩みます。
宿泊ダメなら「ホテル代を負担して!」ウチが払う理由ある?
姉にはっきり反対され、私の感覚はまちがっていないと思いました。姉と話をした日、夫に再び話してみました。
どうしてうちが義妹のホテル代を出す義理があるのでしょうか。まったく解せません。うちも子どもが3人いて、家計に余裕があるわけではありません。義妹にお金を使うなら子どもたちの行きたがっているところに連れて行きたいです。
義妹は、以前から兄や親が面倒をみて当然、お金も出して当然だと思っているようにうつります。義妹からは、お祝いの類も子どもへのお年玉ももらったことがないのです。しかも義家族と外食するとき、いつもうちと義兄(夫の実兄)が折半しています。 義妹も若いとはいえ、もう大人です。そろそろ甘えすぎはダメだと自覚してもいいと思うし、今回がそのキッカケになってほしいと強く思いました。
夫が怒りはじめます。夫はこういう家族がらみの話になると、よりキレやすいのです。自分の実家の考えこそ正しいと思っていて、そこを責めると怒ってしまいます。
夫は私の実家をあまり好ましく思っていないので、義実家が絡む件で文句を言うと、「俺は敷地内に住んでやっている!」とよく言います。
なんだか話が複雑になってきました。図々しい義妹と何でもしゃしゃり出てくる怖い義祖母、家族の問題となると自身の実家の考えを優先する夫。「結婚ってめんどう!」と思わず叫びたくなるほどです。 ただ私もどこかで譲歩しなければとは思っています。義祖母には宿泊させてもらっているし、夫には敷地内同居でどこか肩身のせまい思いをしてもらっていると思うからです。 夫や義妹と話しても解決しないので、次の一手を考えることにしました。
「オレの実家を大事にしろよ」……あ、一番ダメなのは夫だ!
夫はこの件に関し、もう話はしたくないとムリやり話をまとめようとします。これ以上は話ができなさそうだと思った私は、義母に話をしてみることに。義母は、うちの実家に敷地内同居しているのをよく思っていないのもあり、あまり近しい関係ではありません。
休日は夫を運転手として連れまわし、食事もほぼうちで食べて行ったのです。結局、ご飯代やらガソリン代やら出費もかさみ、わが家は振りまわされてしまいました。
今回ばかりは黙っていられない、キレられたっていい! と思いました。
あれから、義家族に何を言われても「また言っているな」くらいにしか思わなくなりました。 結婚当初から、夫や義家族にずっと気を遣いすぎたと思います。もっと前から、遠慮せずに自分の意見や思いを夫や義家族に伝えていればよかったです。 ガマンはいずれ歪みを生みます。ときには、少し強気に出て主張することでよい関係が築けると信じたいです。「いい嫁キャンペーン」は終了です。 これからはもっと自分らしくいられたらいいなと思っています。