買い物ではじめる小さな支援。ネパールの工房で作られた素敵なカトラリーを購入してみました♪【フェアトレード商品】#Omezaトーク
エシカルな取り組みや商品が増えている中、注目されている「フェアトレード」。スーパーでもフェアトレード認証ラベルがついた商品を目にすることも増えてきました。初めてフェアトレード商品を購入してみて、買い物を通じて国を超えて支え合うという経験ができたこと、何より商品がとっても素敵だったのでご紹介します♪
フェアトレードとは、直訳すると「公正な貿易」。フェアトレードジャパンのHPによると、「フェアトレード認証製品を購入することは、開発途上国の生産者をサポートすることにつながります」とあります。
日本では途上国で生産された商品や食品がびっくりするほど安い価格で販売されていることがありますよね。安く購入できるのはありがたいのですが、これを作ってくれた人に正当な対価が支払われているのかなと考えると複雑な気持ちになることもありました。
「生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です」(フェアトレードジャパンHPより引用)
私は週に一度パルシステム(生協)で食品を購入しているのですが、その中にフェアトレードショップがあることに今さら気づきまして。食品と一緒に届けてもらえるなんて便利だなと思い初めて購入してみました。
それがこちらのネパールで作られたスプーンとフォークです。うさぎのモチーフがとってもかわいい! ネパールのカトマンズにあるサヌ・バイさんの工房で一本一本丁寧に作られているとのことで、顔写真も掲載されていました。「火をおこして洋白(銅、亜鉛、ニッケルの合金)を溶かす。型取り用のカトラリーを土に押し当てて型を作り…細部まで磨き上げて完成」と説明があり、非常に丁寧に作られているんだなあと感動。そんな背景があり、海を越えて自分のもとに届いた商品だと思うとより丁寧に使おうと思えます。
こちらの商品は「ネパリ・バザーロ」という、ネパールの子どもたちの育成と女性の自立支援を目的として1991年に日本で活動を開始した団体が発売元です。HPを見るとネパールのコーヒーやチョコレート、カレー、ハンディクラフトなど様々な商品があり、どれも魅力的…! 直接通販で購入できるそうです。
また、ネパールだけでなく沖縄の将来に向けた新しい産業を興すための「沖縄カカオプロジェクト」や、震災で被災した被災地の素材を活かした商品の製造販売など日本の地域復興にも取り組んでいるそうで、いろんな魅力的な商品が紹介されていました。
「買う」といういつもの行動の中にも、さまざまな選択肢があるなと日々感じます。どんな企業のどんな商品を選ぶのかということが、社会や未来を変える一歩になるかも!?と思うと、買い物の仕方や意識も変わってくるなと感じています。(編集デラ)
Omezaトークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。