多様性を尊重する今の時代だからこそ響く青春映画の傑作 アイルランド映画『ハンサム・デビル』再上映決定
国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、特別限定上映を行った日本未公開のアイルランド映画『ハンサム・デビル』。ヒューマントラストシネマ有楽町にて、再上映を行うことが決定した。
反響を受け再上映決定!
本企画は、Filmarksが自信を持ってオススメする隠れた名作を発掘する企画「Filmarksレコメンド」の『ウォーリアー』(2024年10月11日公開)に続く第4弾となる作品。
『ハンサム・デビル』は、2016年製作のアイルランド映画で、日本では劇場公開されず、『ぼくたちのチーム』の邦題でNetflixのみで配信された作品で、現在は配信終了となり、さらにDVDやブルーレイなどパッケージソフトも販売されていないため、日本ではどこでも観ることができない映画だったが、都内4館において上映。4回ともに、20〜30代の女性を中心に応援する声が広がり、販売開始から数日でチケット完売となった。
映画館で鑑賞した観客からは「爽やかで眩しい」「なんだか胸の中が少しだけ軽くなったような、不思議な優しさの余韻が残った」「この映画に出会えて良かったと思える一本」「友情と苦悩と成長に全振りした青春映画」と高評価のレビューが集まっている。都内だけでも「観たい」と声を上げてくださる方がまだ多く、ファンの皆様の応援の力が後押しになり、この度ヒューマントラストシネマ有楽町にて、再上映をすることが決定になった。
多様性を尊重する今の時代だからこそ響く、青春映画の傑作
学校に上手く馴染めずにいたネッドと、ラグビー部のスター選手であるコナー。自分らしく生きることに戸惑いを感じる16歳の少年2人と、それに影響を受ける2人の教師の葛藤を描く物語。多様性を尊重する今の時代だからこそ響く、青春映画の傑作。
ネッド役には『恋人はアンバー』のフィオン・オシェイ。コナーを演じたのは、Amazon映画『シンデレラ』のロバート王子役に大抜擢され注目を集めた、今人気急上昇中のニコラス・ガリツィン。新任の国語教師役を務めるのは、世界中で大ヒットしたドラマ『SHERLOCK シャーロック』のモリアーティ教授役でブレイクし、昨年公開された映画『異人たち』に主演し、第81回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた実力派俳優のアンドリュー・スコット。
また、アンダー・トーンズ、プリファブ・スプラウト、ハウスマーティンズ、トラッシュキャン・シナトラズといった、80-90年代UKロックの名曲の数々が使用された、音楽愛に溢れた映画だ。この機会に、ぜひスクリーンで楽しんでほしい。