ACSL、小型ドローン「SOTEN」500機を受注。米Almo Corporationとの販売代理店契約を締結により
ACSLの米国子会社であるACSL, Inc.は、Almo Corporation DBA Exertis Almo(以下、Exertis Almo)との間で、2024年10月30日に販売代理店契約(以下、本契約)を締結した
本契約締結の理由及び内容
世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速している。米国ではNational Defense Authorization Act(NDAA)によって、ロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁止されている。
このような市場環境の中で、経済安全保障、企業向け対応及び用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能と考えているという。
こうした背景から、ACSLは、セキュアで多用途かつ高性能な小型空撮ドローンの需要の高まりに対応するため、20231年1月にカリフォルニア州に米国子会社であるACSL, Inc.を設立し、同年12月にはACSL, Inc.の戦略的代理店であるGeneral Pacific, Inc.に小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」50機を納品した。
さらに、2024年1月には、小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」の価格と販売代理店を発表し、米国において本格的に販売開始した。
Exertis Almoは、DCC plc.の子会社であり、米国において業務用AV 機器や電化製品の販売を手がける企業だ。米国全域に構築されたサプライチェーンを生かし、ドローンの販売及びトレーニングプログラムやサポートサービスの提供を行っている。
ACSLは、Exertis Almoとの間で販売代理店契約を締結し、米国市場におけるさらなる販売拡大を目指すとしている。
受注の概要
ACSL, Inc.は、米国においてExertis Almoより以下の大型案件を受注した。
受注内容小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」受注金額3,375千米ドル納期2024年12月~2025年6月(予定)
ACSL