<洗濯が大変!>意外と汚れているシーツ、効率的に洗うには?早く乾かす方法も
布団の上に敷く「シーツ」。皆さんは、どのくらいの頻度で洗っていますか? あまり汚れが目立たないこともあって、洗濯のタイミングが難しいという声もありそうですが……実は就寝時の汗や皮脂などで意外と汚れているのだそう。でもどのような洗剤を使えばいいのかよくわかりませんし、サイズが大きいシーツは乾きにくいこともあります。そこでライオン株式会社が運営会社する「Lidea(リディア) 」の「お洗濯頻度は週1?月1?意外に汚れるシーツの洗い方と干し方」を参考にシーツの洗い方や干し方を紹介していきます。
まずは洗濯表示の確認をしよう
筆者撮影
シーツは生地の素材などによって洗濯の仕方が違ってきます。まずはタグについている洗濯表示で「洗濯機で洗えるかどうか」や「使える洗剤の種類」を確認しておきましょう。
汚れの範囲や種類で洗剤や洗い方が変わる
普通の洗濯物よりもシーツはサイズが大きいので、部分的な汚れから全体的な汚れまで範囲も違っていますよね。そして、その汚れの範囲によって洗い方も違ってきます。
部分的な汚れの場合
一部に目立つ汚れがある場合には、液体洗剤や液体酸素系漂白剤をつけます。ただし血液汚れに液体酸素系漂白剤を、そのままつけてしまうと変質をして逆に汚れが取れにくくなってしまうので注意が必要。血液の場合には、まずはしっかりと水で汚れを落としてから漂白剤をつけるようにしましょう。
広範囲の汚れの場合
全体的な黄ばみなど汚れが広範囲にわたっているならば、濃い目の洗剤液と液体酸素系漂白剤を使います。シーツがつかる程度の量の「ぬるま湯」(40度くらい)に、通常使用する1回分の酵素入り洗剤と適量の液体酸素系漂白剤を溶かして、つけおき洗いに。その後洗濯機使用可のシーツであれば、つけおきした洗剤液とシーツに他の衣類も一緒に洗濯機に入れて通常通り洗ってOKです。
洗濯表示に「洗濯ネット使用」と書かれていたら?
洗濯表示に「洗濯ネット使用」と書かれていたら、洗濯ネットに入れましょう。他にもシーツのシワが気になる場合も、洗濯ネットに入れるとシワ防止になりますよ。
筆者撮影
洗濯ネットに入れるときのシーツは、まずは上下を8分の1ずつ折ります。
筆者撮影
次に表が出るように左右4分の1ずつ真ん中に向けて折っていきます。
筆者撮影
その後で縦に折り、最後にZ字のように蛇腹に折っていきます。この後で洗濯機に入れますが、洗濯機は回転板に近い方が洗浄力が高いので汚れている部分を下にして洗濯機に入れるようにするとよいですね。
他にも汚れが気になる場合には、液体酸素系漂白剤を使います。また柔軟剤を使うとシーツをやわらかく仕上げたりシワを防ぐことができたりしますよ。
サイズが大きなシーツ。早く乾かす干し方
シーツはサイズが大きくて乾きにくく、しかも干す場所もとってしまいます。しかし干し方を工夫するとそのお悩みも解消されそうです。
屋外の場合、物干し竿が2本あれば、M字になるように干すと乾きも早くなります。
部屋で干す場合、角ハンガーや数個のハンガーを並べた上からシーツをかけるようにします。そうするとシーツの間に空間ができて風の通りがよくなり乾きが早くなりますよ。さらにスペースの節約をするならば、角ハンガーにジグザクになるように干していきます。室内なら扇風機などで風を当てると、乾くスピードのアップにつながります。
毎日洗うわけではないシーツは、意外と汚れがついているもの。そしていざ洗おうと思うと範囲や汚れの原因によって使う洗剤も違ってきます。また洗濯機で洗えないシーツかもしれませんから、必ず洗濯表示を確認してから洗濯をしましょう。清潔なシーツで、気持ち良く眠れるといいですね。