「気楽に音楽の場」を企画 地元プロドラマー・神吉さん
妙蓮寺境内にある多目的ホール・TACHIBANAで毎月1回、地域の人らが気軽に音楽に触れるイベントが開催されている。
主宰するのは、菊名在住でプロドラマーの神吉尚さん(35)。2年前、コロナ禍が収束に向かうころ、「何か面白いもの、地元が盛り上がるものを」と始まった企画・ロータスガーデンパーティを、今年1月、神吉さんが新たにロータスパーティとして再スタートさせた。
近隣でドラム教室を開いている神吉さん。当初は生徒の発表の場という意味合いもあったが、回を重ねるごとに、バイオリン、和楽器などの奏者が加わり、「気軽に多彩な音楽に触れる場」として発展している。
4月19日には、ロータスパーティとして4回目となるイベントが行われ、およそ50人が会場に集った。披露されたのは、ヨーデル愛好会、小山義和さんの生演奏や、昭和歌謡を中心とした歌唱など。ゲストボーカルは、神奈川や東京を中心にダンサー、シンガーなどとして活動する踊るミエさん。その歌声が会場に響き渡ると、一際大きな拍手と歓声が上がっていた=写真。
神吉さんは「みんなが音楽に親しめる場をつくれてうれしく思う。これからも続けていけたら」と話していた。