琵琶湖の魚を使ったレシピを開発! 高校生・大学生向けワークショップ全5回を開催【滋賀県大津市】
一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県は、9月から11月にかけて「海と琵琶湖のさかなレシピチャレンジワークショップ」を開催すると発表しました。
琵琶湖や海への関心を高めるほか、未来の琵琶湖と海について考えるイベントです。
魚介類消費量は20年で4割減
現在、日本の魚介類消費量は減少傾向になり、この20年で約42%減少。魚離れが進んでいる今、特に若い世代にとって魚を食べる機会や自分で調理する機会が少なくなってきていると考えられています。
そうした現状を解決すべく一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県は、「海と琵琶湖のさかなレシピチャレンジワークショップ」の開催を決定。高校生と大学生を対象としており、琵琶湖と海へ関心を高め、未来の海と琵琶湖について考えるワークショップとなっています。
琵琶湖の魚を使ったレシピを開発
「海と琵琶湖のさかなレシピチャレンジワークショップ」は9月20日、10月12日、11月1日、15日、29日の5日間の日程。全5回のワークショップを通して、10名の高校生~大学生が琵琶湖の魚を使用したレシピを開発します。
開発されたレシピは、「レシピカード」として滋賀県内のスーパーなどで頒布される予定です。
普段できな貴重な体験
イベント1日目は特別講師の駒井健也氏による「琵琶湖で漁体験!素材の魅力を知ろう!」が開催予定。
講師の駒井氏は、滋賀県立大学環境建築デザイン学科、大学院を卒業後に琵琶湖の漁師へ弟子入り。2020年に独立して琵琶湖の伝統漁「エリ漁」を軸に琵琶湖から淡水の暮らしを発信しています。
ほかにも、管理栄養士によるアドバイスやラオス料理人直伝の魚の調理方法など貴重な体験が充実しています。
滋賀県を魚離れから脱出!
9月20日が第1回となる「海と琵琶湖のさかなレシピチャレンジワークショップ」は全5日間行われる予定。8月31日まで、専用フォームで参加者を募集しています。
イベントの詳細は、一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県のホームページで確認できます。
琵琶湖の魚に興味がある学生は、参加してみてはいかがでしょうか。
(サカナト編集部)