手づかみ食べに!「赤ちゃんが食べやすいおにぎり」づくり
●6月18日は、「おにぎりの日」
「おにぎりの日」を記念日に登録したのは、石川県の旧鹿西(ろくせい)町(現在は中能登町)。1987年、ここにある杉谷チャノバタケ遺跡で、炭化したおにぎり型の米の化石が発見されたのです。これが現在のところ日本最古の「おにぎり」なのだとか。
6月18日に決められた理由は、「鹿西町」の「鹿(ろく)」にちなんで6月に。
そして、毎月18日が「米食の日」であることから。ちなみに、「米」という字が「十」と「八」に分解できるので、「米食の日」は18日なのだそうです。
赤ちゃんも食べやすい「おにぎり」は、こうつくる!
離乳食完了期ごろから「手づかみ食べ」練習で「おにぎり」を食べさせるおうちも多いはず。でも、この「赤ちゃんが食べやすいおにぎり」づくり、なかなかの難関なんです!
口コミサイト『ウィメンズパーク』で先輩ママたちの工夫&アイデアを見つけました。
「一口サイズにして周りに海苔や胡麻・ふりかけ・きなこをつけてました。ごはんだけよりは掴みやすいかなと思います」
「普通のごはんをティースプーンや子どものスプーン1杯分をすくって、ラップに落としたらくるくるくるっとラップを絞る感じで小さくて硬めの丸いお握り作ってます。指先でつかんでも壊れないけど、口のなかに入れたらすぐにほぐれますよ」
「うちは一口サイズではなく茶碗1杯のご飯を細長いおにぎりにしてそのまま持たせています。バナナを食べるみたいな感じです」
お弁当に入れる「おにぎり」にもひと工夫!
幼児になっても白ごはんそのままを食べさせるのに苦労することも。お弁当に「おにぎり」を入れるにもママたちのアイデアが光ります。
「最初は、ふりかけごはんで作った細巻きをお弁当に入れてました。鉄火巻やかっぱ巻の具無しバージョンです」
「おすすめなのが『ミニ焼きおにぎり』です。手でもフォークでもスプーンでも食べれる。ご飯がベトベト手にくっつかない。おにぎり同士もくっつきにくい。ごはん粒がバラバラにならない。などたくさんのメリットがあります」
「離乳食みたいに、ちぎった海苔をまぶしました。それからは、3口サイズくらいの三角おにぎりにしました。その時も海苔は、穴を開けて噛み切りやすくしました。子どもやお年寄りも食べやすいように、便利な物が売ってます。のり切り隊、とかいう物です」
朝食、お弁当にはつきものな「おにぎり」ですが、上手に食べられるようになるまでに、ママたちの陰の努力があったんですね!
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。