グリーンエキスポ 開催2年前を盛大に 行政や花博連絡協が行事
旧上瀬谷通信施設(旭区、瀬谷区)が会場となる「GREEN×EXPO2027」(国際園芸博覧会)。3月19日(水)の開催2年前に合わせた記念イベントが両区で開かれる。行政の行事に加え、地元企業・団体の有志で組織される横濱花博連絡協議会によるフラワーフェスもあり、節目を盛大に盛り上げる。
フェスタで周知
旭区役所では二俣川駅の東西自由通路で、3月16日(日)に「あさひ魅力発信フェスタ」を開催(10時〜15時/荒天中止)。区内中学生が50年後の街を想像して描いたという6枚の絵画パネルが展示される。
JA横浜による地場野菜の販売、野菜摂取量を調べられる「ベジチェック測定会」、花柄がプリントされた切手の販売も行われる。「あさひくん」と郵便局のキャラクターである「ぽすくま」も登場し、一緒に写真を撮ることができるという。
「開催地元区である旭区から盛り上げていきたい。多くの人に周知する機会になれば」と旭区区政推進課(【電話】045・954・6026)の担当者。これまでの周知イベントを通じて、グリーンエキスポの認知度は高まっていると言い、「来場する人をさらに増やしていきたい」と先を見据えている。
テーマに関心を
瀬谷区役所では3月19日(水)、瀬谷駅北口駅前広場で2年前イベントを開く(11時〜15時/荒天中止)。瀬谷区区政推進課(【電話】045・367・5632)によると、グリーンエキスポは「花」に加えて、「環境」や「農」も大きなテーマの一つだとして、これらに関連したプログラムを用意しているという。
「花」については、折り紙やバルーンアートを用いて花を造形するワークショップ(当日受付/先着100人)を実施。「農」ではJA横浜「ハマッ子」直売所瀬谷店が出店する(無くなり次第終了)。「環境」ブースではエコに関する缶バッジづくりに挑戦。マイバッグ持参やごみ分別などを呼びかける複数のバッジのなかから選ぶ。
会場には、区内小学生が2年後の自分に向けたメッセージおよそ870枚も展示される。担当者は「グリーンエキスポに関心を持つ機会になれば」と期待を寄せる。
上瀬谷跡地を会場に
地元からグリーンエキスポを盛り上げるため、旧上瀬谷通信施設を会場とした「フラワーフェス」を23年から続けている横濱花博連絡協議会。今年も跡地を舞台に、3月22日(土)(9時30分〜17時)と23日(日)(9時〜19時30分)に行う。
23日はNHK紅白歌合戦(13年、14年)に出場した歌手のクリス・ハートさんのスペシャルライブ(18時30分〜)、打ち上げ花火(19時〜)などが予定されている。また、両日を通じてキッチンカーや屋台が多数出店するほか、高校生などが出演するステージイベント、フラワーアレンジメント体験(各日100人/フェス開始から整理券配布)、スタンプラリーなどが行われる。
会場に駐車場はないが、瀬谷駅北口と会場を結ぶ無料送迎バスや駐輪場あり。問い合わせは事務局【電話】045・442・3484(平日10時〜14時)。