宮城県石巻産などのカキを炭火で 上越市で東北復興支援のカキ小屋 5月11日まで
宮城県石巻産を中心に東北地方のカキを炭火焼きバーベキューで味わえる「出張カキ小屋 牡蠣(かき)奉行」が2025年4月25日、新潟県上越市富岡の上越ウイングマーケットセンター内「MEGAドン・キホーテ上越インター店」の駐車場にオープンした。東日本大震災で被災した東北地方のカキ養殖を支援しようと全国各地で開催されていて、上越市では初めて。5月11日まで。
《画像:焼きたてのカキを食べる客》
《画像:殻付きのカキは1皿約1kg(5〜6個)で税込み880円》
牡蠣奉行は震災の元ボランティア有志でつくる「かき小屋実行委員会」が震災翌年の2012年から開催。各地で人気を呼び、今シーズンは全国100か所以上で開いている。
店舗は大型テントで、客は石巻などから毎日直送される殻付きの真ガキを炭火で焼いて食べる。カキ以外にもホタテやサザエ、エビ、アユ、タコ、つぶ貝などの魚介類、牛肉や豚肉、鶏肉、フランクフルト、じゃがバターなども一緒に楽しめる。また牡蠣飯や牡蠣汁、カキフライ、フライドポテトなどのサイドメニュー、アルコール(生ビール、ハイボール、サワー、焼酎、日本酒、ワイン)、ソフトドリンクなどもある。席数は80席。
《画像:客がカキや食材を選び、テーブルで焼くスタイル》
《画像:カキ以外のバーベキュー食材も充実》
初日は平日にもかかわらず、開店と同時に次々と客が訪れ、テント内は潮の香りが漂った。大潟区から訪れた80代と70代の夫婦は「カキが好きで、旅行で県外のカキ小屋にも行っているが、地元であってうれしい。プリプリでおいしい」と堪能していた。
《画像:炭火で焼きたてのカキが食べられる》
牡蠣奉行東北エリアの高橋建さんは「東北の真ガキをぜひ食べてほしい」と話した。
殻付きのカキは1皿約1kg(5〜6個)で税込み880円。席料は1人390円(未就学児無料)。営業時間は午前11時〜午後9時。問い合わせは080-3140-0330( tel:08031400330 )。
《画像:MEGAドン・キホーテ上越インター店前の特設会場》
《画像:開催場所の「MEGAドン・キホーテ上越インター店」》
出張カキ小屋「牡蠣奉行」/復興支援事業として東北石巻の牡蠣を中心に全国でカキ小屋を展開しています。( https://kakibugyo.com/ )