上越市や長野市の美容室に侵入 現金盗んだ20代の男2人を検挙 闇バイト関与の可能性も視野
金品を盗む目的で新潟県上越市や長野県長野市の美容室に侵入したり、現金を盗んだりしたとして、上越署、柏崎署、県警捜査第三課、長野県警などの合同捜査班は2024年12月10日までに住所不定無職の男(29)、茨城県水戸市に住む建設作業員の男(22)の2人を、建造物侵入と窃盗などの疑いで検挙した。
発表によると29歳の男は今年9月12日、金品を盗む目的で上越市内の美容室に侵入したが目的物が発見できずに目的を遂げなかったとして建造物侵入と窃盗未遂の疑いで10月4日に通常逮捕された。22歳の男は10月4日、正当な理由がないにもかかわらず市内の駐車場で指定侵入工具であるバールを軽乗用車内に隠して携帯したとし、特殊開錠用具所持禁止法違反(指定侵入工具の携帯の禁止)の疑いで同日に現行犯逮捕された。
また、2人は10月3日にも長野市の美容室計4店舗に何者かと侵入し、現金計51万円などを盗んだ疑いから、11月20日までに再逮捕された。
上越署によると2人の関係は知人という。今後の捜査に支障があるとし、2人の認否は明らかにしていない。闇バイトに関与している可能性も視野に、余罪があるとみて捜査を進めている。