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便利な「キッチン泡ハイター」の落とし穴【おすすめの使い方と避けたい場所3つ】

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便利な「キッチン泡ハイター」の落とし穴【おすすめの使い方と避けたい場所3つ】

お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。除菌や漂白に大活躍のキッチン泡ハイター。実は、使ってOKな場所と使っちゃダメな場所があるのをご存じですか? 正しく使えば頼もしい味方。でも、間違った使い方をすると、素材を傷めたり、健康へのリスクがあったりすることも......。 今回は、キッチン泡ハイターの「おすすめ活用術」と「NGな使い方」をご紹介します。毎日をラクに、安心して過ごすための参考にしてくださいね。

【おすすめ活用術1】まな板の除菌&漂白

食材の色移りや雑菌の温床になりやすいまな板も、泡ハイターを使えばしっかり除菌&白さをキープ。週に1回のルーティンにすると衛生的です。

方法:

1. 汚れを軽く洗い流す

2. 泡ハイターを全体にスプレーする

3. 5分ほど放置→水でしっかりすすぐ

【おすすめ活用術2】お風呂の排水口まわりのヌメリ・黒ずみ対策

湿気の多いお風呂場の排水口は、カビやヌメリの温床。キッチン泡ハイターは、泡状の洗剤なので流れ落ちにくく、しっかり汚れにアプローチしてくれます。ゴミ受けや防臭筒にもまんべんなくスプレーするのがコツ!

方法:

1. 髪の毛などのごみを取り除いておく

2. 排水口の蓋や受け皿、防臭筒にたっぷりスプレー

3. 5~10分ほど放置したら、しっかり洗い流す 

気になるニオイ対策にも◎! 週1の習慣にすると、お風呂を清潔に保つことができます。

【おすすめ活用術3】三角コーナーやシンクのこまめな除菌

食べかすや水分が溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすい場所。泡で包み込めば、手軽に衛生的に保てます。忙しい日でも、「スプレー→5分放置→流す」だけなら手間がかかりません。合言葉は「5プッシュ、5分放置」です。

【ここはNG:1】ステンレス以外の金属に使う

アルミ、鉄・銅・真鍮などは、変色・腐食の原因になります。見た目も性能もダメージを受けてしまうため使用禁止です。

【ここはNG:2】食器洗い機の中に使う

高温・密閉された空間で塩素ガスが発生するおそれがあり、健康に悪影響を及ぼす可能性も。庫内の汚れが気になるときは、外せるパーツは食器用洗剤やウタマロクリーナで洗いましょう。やわらかいクロスにウタマロをスプレーして庫内の汚れをふき取ります。外したパーツはしっかりと乾かしてから元に戻しましょう。

【ここはNG:3】クエン酸など酸性の洗剤と一緒に使う

キッチン泡ハイターは塩素系の洗剤です。クエン酸やお酢などの酸性洗剤と混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。特に注意したいのが、「トイレ掃除でクエン酸を使った直後にキッチン泡ハイターを使う」などのケース。別々の場所で使っていても、うっかり混ざると危険なので注意が必要です。「まぜるな危険」の鉄則を忘れずに。

正しい使い方で、キッチンもお風呂も清潔&快適に

頼もしい泡ハイターも、使い方を間違えると危険な一面も。ポイントを押さえて、ラクして安全&清潔をキープしましょう。これからも、無理なくキレイが続くお掃除術をお届けしていきますね。

知帆/ハウスキーピング協会認定 クリンネスト1級 お掃除コンサルタント #お掃除マニア

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