磐田市が移住体験ツアー開催へ 参加条件は3つ 首都圏に住む“2万3000人限定”
■11月9、10日開催 ジュビロ磐田とタッグ
静岡県磐田市がサッカーJ1ジュビロ磐田と連携し、首都圏に住むジュビロ磐田サポーターを対象にした移住体験ツアーを開催する。11月9、10日の1泊2日で、ジュビロ戦の観戦や先輩移住者との交流などが予定されている。
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磐田市がジュビロと連携して開催する移住体験ツアーの参加には3つの条件が設けられている。「首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に在住」、「磐田市への移住に興味がある、検討している」、「ジュビロ磐田のファン、サポーター」の3つ。市によると、JリーグID(Jリーグの各種サービスを利用できる会員)を保有してジュビロ磐田をお気に入りクラブに登録している首都圏在住者は今年5月時点で、約2万3000人いる。
ツアーの日程は1泊2日で、初日の11月9日は「先輩移住者とジュビロサポーターとの交流」、「ヤマハスタジアムでガンバ大阪戦の観戦」、「スタジアム内の見学」が予定されている。選手との交流はない。2日目は住居、公園、商業施設など磐田市内を見学する。
これまでも磐田市はジュビロとタッグを組んできた。2011年から毎年5月に市内の小学5、6年生、約3000人を試合観戦に招待している。1998年から続くジュビロ磐田メモリアルマラソンにはジュビロの選手も参加したり、スターターを務めたりしている。今回の移住体験ツアーでは「磐田市がスポーツのまちであることを印象付けるとともに、磐田市での暮らしを実際に体験してもらい、移住促進を図る」狙いがある。
ツアーの料金は大人8300円、小学生以下5800円。バス代や宿泊代、1日目の昼食代やチケット代が含まれている。定員は20人で、申し込み多数の場合は抽選となる。9月10日から申し込みを受け付けており、30日が締め切りとなっている。専用の申し込みフォームから応募できる。
(SHIZUOKA Life編集部)