【新潟県事務所でPC3台紛失】住所や氏名が保存 個人情報流出の恐れも
新潟県庁
新潟県与板維持管理事務所は9月30日、個人情報を保存していたノートパソコン3台を紛失したと発表した。現在のところ個人情報の流出は確認されていないという。
紛失したのは用地関係の登記申請などの業務で使用していたノートパソコン3台。管内の地権者ら個人の住所、氏名、生年月日などのデータが保存されていた。2018年の使用終了時にデータは全て削除したが、専用ソフトなどを用いた場合にデータの復元が可能なため、漏えい事案として扱うこととなった。
パソコンは2018年度以降、業務で使用しなくなり事務所内で保管していた。2023年度までは管理台帳との照合作業で現物の存在を確認していたが、2024年度は実施していなかった。今年8月27日、現物の確認作業を行った際に所在が不明になっていることが判明した。
同事務所は8月27日から9月30日まで事務所内を捜索するとともに、保管期間中に在籍していた職員への聞き取りを行ったが見つからなかったという。今後は引き続き捜索を継続するとともに、警察にも相談の上、必要な届け出を行う。現在、関係資料から当該パソコンにデータが保存されていた個人の特定作業を進めており、結果は後日改めて公表。特定された個人に対しては経緯を説明の上、謝罪を行う。
再発防止策として、業務上使用しなくなったパソコンは県の規定に基づいた不用物品の処理を速やかに行うとしている。
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