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演奏会本番まであとわずか!地元高校数学教師が指揮をとる「第42回 高知フライデー・ウインド・アンサンブル 定期演奏会」練習風景レポート!

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演奏会本番まであとわずか!地元高校数学教師が指揮をとる「第42回 高知フライデー・ウインド・アンサンブル 定期演奏会」練習風景レポート!

みんなに届け!高知市の吹奏楽団「高知フライデー・ウインド・アンサンブル」

「高知フライデー・ウインド・アンサンブル」は1979年(昭和54年)に、高知県立高知西高等学校(再編計画により令和5年4月1日高知県立高知国際高等学校に統合)の吹奏楽部OBたちを中心に結成され、その後も吹奏楽・音楽を愛するメンバーが集まり、現在20代~60代の50人ほどで活動をしている吹奏楽団で、年1回の定期演奏会の開催、さまざまな施設や地域イベントへの参加など精力的に活動を続けており、団員たちは高知市の筆山文化会館に毎週金曜日に集まり熱心に練習を行っている。

そしてこの日も10月12日(日)に開催される「第42回 高知フライデー・ウインド・アンサンブル定期演奏会」が近づくなか、高知市春野町の春野文化ホール ピアステージにて練習が行われた。

楽団を率いるのは数学教師にして指揮者 橋田 紀生氏

「高知フライデー・ウインド・アンサンブル」で常任指揮者を務めるのは、現在、高知県立高知追手前高等学校で数学教師として勤務する橋田 紀生氏だ。

土佐中学校・高等学校時代に吹奏楽と出会い、バスクラリネットを担当。卒業後は広島大学吹奏楽団での学生指揮者として活躍し、高知県帰郷後は、高知県立高知西高等学校、高知県立高知南高等学校、高知県立高知追手前高等学校で40年に渡り数学教師として勤務を続けている。

1999年の第18回定期演奏会にゲスト出演で参加したのち、2003年より正式に「高知フライデー・ウインド・アンサンブル」に入団し常任指揮者に就任した。

正確な指揮と見識豊かな音楽観、熱のこもった厳しい指導は団員より絶大な支持を得ており、常任指揮者として信頼を受けている一方、本番でのお茶目で大胆な指揮ぶりは実に魅力的であり、性別年齢を問わず多くのファンを惹きつけている。

昨年の定期演奏会のアンケートにもそれは見て取れ、「指揮の先生可愛かったです!(10代)」、「人間味のある指揮がとてもよかった(60代)」、「指揮者の方がとにかく楽しそう(20代)」、「I  Love 橋田!!サイコー!!(50代)」と大絶賛であり、さらに指揮棒からバチに持ち替え太鼓を叩いたシーンには、「橋田先生の太鼓が可愛すぎ!!(10代)、「橋田先生の太鼓、楽しそうでLOVEです♡(20代)」と愛されキャラ全開であった。

この日の練習でも「最後の音をしっかり響かせて」「ここはもっと優雅で壮大に」、と団員たちに次々と呼びかけ、「もう一度」「もう一回」と限られた練習時間の中で、曲の精度を少しでも上げていくために細やかな指示が出される。

橋田氏は今回の定期演奏会で注目してほしい曲として、この日重点的に練習していた『カルメン組曲』を挙げてくれた。

「誰しもが一度は聞いたことがあるであろうおなじみの名曲にのせ、情緒あふれるスペクタクルさや、響き渡る華やかさなど、自由奔放で情熱的な女カルメンと愛に一途な男ドン・ホセによる運命のドラマが繰り広げられる『カルメン組曲』は、聞きごたえ抜群の名曲です。フランス・ロマン派の魅惑的で優雅な響きと、情熱的なスペイン音楽が融合したこの曲で、場面場面でつぎつぎと変わりゆく世界を表現しますのでぜひお楽しみください。」と熱く語ってくれた。

橋田氏はさらに続ける。

「わたしたちは、団員の多くが仕事を持つ社会人吹奏楽団です。仕事が終わってから駆けつける者や、家族の食事を作ってから参加する者など、それぞれが忙しく過ごす中で練習を続けています。それでもこうやって皆で集まり練習を続け、音楽を届けるのは皆音楽が、吹奏楽が大好きだからです。少しでもいい演奏をお客様にお届けできるよう全力を尽くしますので、ぜひ会場にお越しください!」

その声は力強くも、あたたかく優しいものであった。

音楽の感動を歓びを皆の心に!

今回の第42回定期演奏会第1部では、世界で最も有名なオペラのひとつであるジョルジュ・ビゼー作曲の『カルメン』を、高橋 徹 氏が吹奏楽のために「闘牛士」「前奏曲」「アラゴネーズ」「衛兵の交代」「間奏曲」「アルカラの竜騎兵」「闘牛士の歌」「ハバネラ」「ロマの踊り(ジプシーの踊り)」の9曲を再編成し、オペラの煌めきや華やかさを存分に表現しつつまとめ上げた、聴き応え十分な『カルメン組曲』などを。

そして、第2部では企画ステージとして、飼い主の死後もおよそ10年にわたり、その帰りを待ち続けたという逸話で知られる、渋谷のシンボル「忠犬ハチ公像」のモデルとなったハチの生涯と、その飼い主であった上野英三郎博士との友情を、ナレーションと吹奏楽で抒情豊かに表現した『秋田犬「ハチ」~語り継がれる友情物語~』をお送りする。

そして第3部では、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』よりセレクトした楽曲などで吹奏楽の楽しさ・素晴らしさを見せてくれる。

皆様にはぜひ、「高知フライデー・ウインド・アンサンブル」と共に楽しく心躍る時間を過ごしていただきたい。

「わたしたちに出来る精一杯の演奏を!皆様会場でお待ちしております。」

団員のみんなは、「精一杯の思いを込めて演奏しますので、皆さん、是非わたしたちの定期演奏会にお越しいただき、吹奏楽を体いっぱいに感じて下さい。そして、橋田さんの絶妙で素敵な指揮にもご注目頂きながら、団員達一体となった演奏を楽しんで下さい!!」と語る。

10月12日(日)「第42回 高知フライデー・ウインド・アンサンブル 定期演奏会」へと足を運び、音楽・吹奏楽のすばらしさを感じ、心豊かになる楽しい時間を過ごされてみてはどうだろうか。

第42回 高知フライデー・ウインド・アンサンブル 定期演奏会

【開催日時】2025年10月12日(日) 開場:17:45/開演18:30

【会場】高知県立県民文化ホール・オレンジホール

【チケット】一般 1,000円(当日1,100円)/学生(高校生以下)500円(当日600円) 

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