『スーパーマン』ミスター・テリフィックとジミー・オルセンのスピンオフドラマが検討中か ─ 米報道
新DCユニバースの映画第1弾『スーパーマン』のスピンオフドラマを、監督・脚本のジェームズ・ガンが検討しているという。米が報じている。
スーパーマン/クラーク・ケント役にデヴィッド・コレンスウェットを起用した『スーパーマン』は、DCスタジオの共同会長兼CEOに就任したガンが統括する新たなユニバースの皮切りとなる作品。すでに「ピースメイカー」(2022-)やアニメ「クリーチャー・コマンドーズ」(2024-)は新ユニバースに含まれるものとして製作されているが、本作では数々のキャラクターが初登場した。
報道によると、ガンがスピンオフドラマの製作を検討しているのは、ヒーローチーム「ジャスティス・ギャング」の一員であるミスター・テリフィック(エディ・ガテギ)と、デイリー・プラネット社で働くクラーク・ケントの同僚ジミー・オルセン(スカイラー・ギソンド)。ともに『スーパーマン』で見せ場を与えられ、さらなる掘り下げがいを感じさせるキャラクターだ。
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また、この2人は今後の登場計画が未定であることも共通している。ジャスティス・ギャングのリーダーであるグリーン・ランタン/ガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン)は「グリーン・ランタン」のドラマシリーズ「ランタンズ(原題)」に登場するほか、メンバーのホークガール(イザベラ・メルセド)とともに「ピースメイカー」シーズン2にも参戦するが、ミスター・テリフィックはどちらにも登場しない見通し。一般市民であるオルセンも再登場の予定は発表されていない。
もともとガンは『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のスピンオフとして「ピースメイカー」を製作しているだけに、映画から派生してのユニバース拡大には成功の前例がある。『スーパーマン』からの派生も大いにありうるところだ。
この情報はあくまでも「事情に詳しい人物」の証言として伝えられたもので、現時点で信憑性には疑問の余地がある。ただし、SNSで誤った情報を否定することも多いガンである、もしも真実でないとすれば近日中に訂正が行われることだろう。
映画『スーパーマン』は公開中。スピンオフが実現するにせよしないにせよ、まずはスーパーマン/クラーク・ケントをはじめとする魅力的な新キャラクターたちの活躍を見届けてほしい。
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