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日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ～」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

先週月曜日、11月3日は文化の日3連休最終日
メッセージテーマ「この3連休にやろうと思っていたけど、できなそうなこと」
たくさんの方にメールを送っていただきました。
ありがとうございました。そんな中、こんなメッセージを紹介しました。

広島県ラジオネーム　たかぶらんか　さん
この連休で、家のグリーンカーテンのゴーヤーを全部撤去して、来年の春に収穫する
サヤエンドウの苗を植え替えようと思っていましたが、なかなか実行できていません。
昨日、スーパーで豆苗を買ってきて、何本か抜いて、ポットに移して、
サヤエンドウの苗は作ったんですけどね。まだ、ちっちゃいゴーヤーが数本、
ぶらんぶらんとネットにぶら下がっています。
一気に冬の足音が聞こえてきたのに、我が家の窓の前は、夏のカーテンで閉ざされたままです。

このメールを読んで、「豆苗」からサヤエンドウが作れるの？！と
我々びっくりしていたんですが、その後、数名のリスナーさんから「豆苗からサヤエンドウを作りました！」と送っていただきました。中には、写真付きで送ってくださった方もいて、ありがとうございます。

メールをご紹介して、とっても気になったので、これは私たちも挑戦したい！ということで、今日から「豆苗からサヤエンドウを作ろうプロジェクト！！」を始動します。

改めて、「豆苗」と「サヤエンドウ」の関係について実は、二つとも同じエンドウ豆の植物で、収穫する時期によって呼び名が変わるだけなんだそう。

もちろん、市販の豆苗は新芽を美味しく食べるために品種改良されているため、サヤエンドウを収穫する用の種から作る場合と比べて、味や収穫量には制約があるようです。

豆苗を土に植える場合、タイミングは年に２回！

栽培のタイミングと収穫時期
豆苗からサヤエンドウを育てる場合、土に植えるタイミングは年に2回あります
春の植え付け　3月から4月上旬（収穫は約2ヶ月後の6月頃）
秋の植え付け　10月中旬から11月中旬（収穫は翌年の春）
現在11月中旬なので、今植えれば来年の春に収穫できる絶好のタイミング！

準備するものは
豆苗
鉢植え（またはプランター）
土
スコップ
ハサミ

では、実際にどうやって植えたらいいのか？　番組でいろいろと調べました！

STEP1　豆苗を再生させる
1. 豆苗を食べる際は、根っこの方からあまり切らず、下から2個目の「脇芽」を残した状態で切るのが良いそう。
2. 切った根元部分を水につけて再生させます（水耕栽培）
3. 1ヶ月程度すると新しい芽が伸びてきます（個体差があり、一斉に均等に伸びるわけではありません）

STEP2　プランターに植え付ける
1. 再生して育った豆苗の下の白いクッション部分（根の部分）を切り取ります
2. プランターに排水用の軽石を敷きます
3. 培養土を入れます
4. 再生させた東名を植え、上から土をかぶせます（根がしっかり隠れるように）

STEP3　水やりと管理
1. 植え付け直後はしっかり水を与えます
2. その後は表面の土が乾いたら水をやる程度で大丈夫です
3. サヤエンドウは湿気を嫌うので、特に冬場は水の与えすぎに注意しましょう
4. 植えてから約1ヶ月程度で蔓が伸び始めたら、支柱やネットを準備して茎が折れないよう管理します。

リスナーの皆さんからの栽培体験談

兵庫県のリスナー「のりまきさん」は、「東洋をカットした後5cmぐらいの塊をほぐしていくつかに分けて畑に植えた」たそう。また、大田区の「犬にはモテるさん」からは見事に育ったサヤエンドウの写真が！青空に緑のサヤエンドウが映える素晴らしい出来栄えだったそうです。

『豆苗からサヤエンドウを作ろうプロジェクト！』の進捗状況は、番組内でも逐次報告ができればと思ってます！これから、来年の春にかけて、サヤエンドウができるまで、頑張って育てていくので、リスナーの皆さんも見守っててくださいね！！

（TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋）