<信じる?信じない?>みんなに聞きたい。死後の世界はある?ない?※特に宗教は関係ありません
みなさんは、死んだら自分はどうなると思いますか? 死んだら無になると思っている人もいれば、死んでも別の世界があると思っている人もいるでしょう。死んだ後のことは誰にもわからないからこそ、考え始めると想像が膨らみますよね。ママスタコミュニティにも、あるママからこんな質問が寄せられました。
『私は死後の世界を信じた方が、今の人生を幸せに生きられると思います。死んだら無になると思うと、どんなに悪いことをしてもバレなければいい、やった者勝ちみたいな考えになりませんか? もし亡くなった後も世界が続いていて、生前の行いに応じた世界があると信じれば、悪いこともあまりしないと思うんです』
投稿者さんは、死後の世界を信じることで、今の人生をより幸せに生きられるのではないかと感じているようです。本当に死後の世界があるかどうかを問うよりも、そう信じることで悪いことをする人が減り、心穏やかに生きられるのではないかと考えていますね。たしかに現世で徳を積むことで死んだ後は天国に行けるといった死生観は、今をよりよく生きようとする気持ちにつながりそうです。謎に包まれた死後の世界について、ママスタのママたちはどう考えているのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
死後の世界はあると信じている派
『死後は天国に行きたいから、よいことを心がけ、悪いことはしないと誓って生きているよ。天国があるか根拠なんてないけれど、小さい頃からなぜか信じている』
『亡くなると、あの世行きの電車が迎えにくるから、それに乗ってあの世に行く。あの世の駅では先に行った人が迎えにきてくれて、再会してまた一緒に暮らす。そうだといいなと心から思うよ』
死後の世界を信じるあるママは、亡くなった人とあの世で再会できるという考えを持っています。大切な人を亡くしているのであれば、あの世で現世と同じような楽しい生活をしたいと思うのでしょう。特に身近な人を亡くした経験のあるママにとっては、「死後の世界がある」という希望が、生きる力につながることもあるようです。また、現世で善い行いを積み重ねることで天国(極楽)に行けると信じることが、日々を丁寧に過ごそうとする原動力になっている様子も伺えます。
『逆に信じていない人はいるの?』
さらに死後の世界を信じていない人がいるのか? と驚くママの声もありました。信じる信じないは個人の自由でしょうが、普段あまり語られない内容だけに、みなさん興味津々のようでした。
死後の世界は信じていない。その理由は?
死んだら終わり。特に不思議には思わないから
『死んだら終わりになると言う人は結構いるよ』
『死ぬときはフワワとした感覚になる、身体の端から石みたいになる、最後は意識が中心部に残る、シャットダウン、それ以降はない。死後の世界なんてないない。今を精一杯生きたらいい』
何かのきっかけで死後の話題になったとき、周囲の人は「死んだらすべて終わり」と考えているようです。自分自身、実際に見ることができませんから、他の人の意見を取り入れることもあるのでしょう。また死んだら終わりだからこそ、今を一生懸命生きようという死生観を持っているママもいます。今この瞬間を大切にすることを心がけているのかもしれませんね。
死んだ後も生活や人間関係が続くのは嫌だから
『亡くなった後も生活が続くとしたら恐ろしい』
『他界した後まで人間関係が続くと思うと気疲れするし、私は嫌だわ』
『私は悪いことをしてきたつもりはないし、これからもするつもりはないけれど、死んだ後も何かしら世界が続くなんてごめんだわ。考えただけで疲れる。死んだら全部終わりにさせてほしい』
死んだ後も今のような生活や人間関係が続くとしたら、心理的に疲れると感じるママも複数いました。例えば、親との関係が複雑なママは、死後もまた会わなければならないと想像するだけでゲンナリしてしまうのでしょう。そう考えると、人の死生観は現世の人付き合いによっても変わってくるのかもしれませんね。
輪廻転生や前世を信じるママもいる
『「死後の世界」というより、私は死んでもまた生まれ変わると思っている。輪廻転生的な?』
『個人的には、死んでも魂は残るから肉体が滅びるだけと思っている。前世の記憶があるし』
なかには、一度死んでもそこで終わりではなく、別の体や人生で再び生まれ変わる「輪廻転生」を考えるママもいました。輪廻転生は、人が何度も生死を繰り返し、新しい生命に生まれ変わることを意味します。死んでしまったらそこで終わるのではなく、生まれ変われるという考え方もありますね。そして、前世の記憶があるというママもいます。記憶が残っているのであれば、前世での学びを活かし、今の人生を過ごすことができるかもしれません。前世の過ちを繰り返さないようにできる点では、天国に行くことを目標に徳を積む考え方とはまた違う趣がありそう。死後の世界か輪廻転生か、もしくは死んだら無になるか、どの死生観が自分にしっくりくるか考えてみると面白いかもしれません。
死後の世界を信じるか信じないかは個人の自由。あると信じた方が幸せなら信じればよいですし、ない方が幸せと感じるならそれで構わないのでしょう。大切なのは自分の意見を人に押し付けたり、他の人の意見を否定しないことではないでしょうか。だからこそ、自分に合った考え方を持って生きることが大切になってきますね。他人の意見に惑わされず、信念の違いを尊重しながら、心地よく生きるヒントにしていけるといいですね。