【倒産情報】人形・ギフト商品販売の美越(新潟県村上市)が破産申請へ、売上高がピーク時から約6割減
東京商工リサーチ新潟支店によると、新潟県村上市の人形・ギフト商品販売会社である有限会社美越が5月13日に営業を停止し、事後処理を吉田耕二弁護士(吉田耕二法律事務所)に一任。今後は破産による整理を進める見通し。負債総額は現在調査中。
同社は1985年6月に設立された人形・ギフト商品等の販売業者で、ひな人形や五月人形などを主力商品として地元の一般個人を対象に営業を展開していた。1996年5月期には約2億7,000万円の売上高を計上するなど、当時は順調な事業展開を続けていた。
しかし、その後は市況低迷や大手量販店との競合激化、ネット通販の普及による購入形態の多様化などの影響を受け、売上高は減少が続いた。近年の売上高は約1億円まで落ち込み、ピーク時と比較して大幅な減収となっていた。
また、採算面でも厳しい状況が続き、先行きの好転も見込めなかった。同社は事業継続は困難と判断し、今回の営業停止に至った。
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