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<嫁いびりヤメて!>義母「息子と孫のウナギを買ってきたわよ~!」……え、私の分は?【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はサトミ。旦那ケンと3歳の娘ツムギとの3人家族です。義母と良好な関係を築いている人が羨ましいと思っています。自宅は義実家とは超近距離。なので、義母がアポなしでわが家にくるなんてしょっちゅう。「昨日は遅くまでどこにいっていたの?」なんて聞かれることもあります。それに、きっと私は義母に好かれていないのだろうな……と思ってしまうような出来事も。でも、好かれるために頑張ろうとはなかなか思えません。

義実家が近いこともあり、距離感のない義母に悩まされています。車がなければ「どこかにお出かけ?」と詮索され、家にいるとわかればアポなし訪問。いちいち干渉されるのがイヤでたまりません。それに、義母への不満はこれだけではなく……。

土用の丑の日に義母が「息子とツムギちゃんの分ね」と言って、ウナギを買ってきました。決まって、私の分はありません。ツムギはまだ小さいので、ちょっとしか食べないため、結局私が食べることになるのですが、うっすらとしたイヤな気持ちは残ります。

ある日、実家で母に義母の愚痴を聞いてもらっていました。そこでふと、母とおばあちゃん(母の義母)の関係が気になり、尋ねてみることに。

母からはじめて聞く、母自身の義母の話。出だしから、いじわるな義母のエピソードが飛び出してきました。私の義母と一緒で、差し入れは大事な息子の分だけ。私だったら家族3人でいるのに、1人分だけの差し入れをするかな? スイーツだってお土産だって、家族の分としてあげると思うけれど……。でも、私のおかげでどう助かったかはまだわかりません。祖母はだいぶ前に亡くなったので記憶にはあまり残っていないのです。一体何があったのか気になります。

【実母の気持ち】「早く帰ってよ……」義母に振り回されストレス限界

私はユウカ。サトミの母です。あれはもう30年近く前のこと。当時の私は気が弱く、義母は「従わなければならない存在」でした。意見なんてできないし、邪険にもできません。今ならば「絶縁」という道をとっていたかもしれませんが、当時はそんなことも考えられなかったのです。産後すぐにわが家に連絡なしで訪問、長時間滞在、おもてなしをしないといけなかったときも、召使いのように扱われていたときも、私は従うしかありませんでした。主人に愚痴も言わなかったと思います。

義母は「普段洗髪は美容室でやってもらっている」と言っていて、美容室が休みの週に2回は、私に髪の毛の手入れをさせにくるのです。

今だったら「忙しいのでご自分でやってください」と言えるかもしれませんが、当時は義母に逆らうなんて恐ろしいことはできませんでした。どんなに理不尽なことを言われたとしても、私だけが我慢すればいいと思っていたのです。

突然家に訪問してくる義母の機嫌を損ねないようにしようとするあまり、当時3歳のサトミにはムリをさせてしまっていたと思います。本当ならゆっくりビデオを見せてあげたいし、大好きなお菓子だって食べさせてあげたいのに……。

自由気ままに振る舞う義母の相手をしていたとき、親戚からおままごとセットが届きました。目をキラキラさせながらワクワクしているサトミ。さっそく開けようと思ったのですが……。

義母は、長男一家と同居しています。けれど長男嫁とは気が合わないようで、私に愚痴を言いにくるのです。産後すぐのころからわが家に入り浸り、上げ膳据え膳の状態。私がどんなに眠くても、部屋を綺麗にして義母をもてなさなければいけないし、サトミが寝ていてもインターホンをお構いなく鳴らしてくるし……。どうして義母のためにあそこまで頑張れたのかわかりません。ずっと同じ状況が続いて、心がマヒしてしまっていたのでしょうか。

伝わってた?「ばぁばナイナイ!」娘の言動で決心

せっかくおままごとセットが届いたのに、義母のおしゃべりから逃げられず、サトミ1人に開封させてしまいました。一緒に開けたかったなぁ……と考えていると、サトミは何かを思いついたように、空の段ボール箱をずりずりと引きずりはじめました。

なんと空の段ボール箱を指差し、義母に「ここに入って」というのです。どうやらおままごとの一環ではない様子。真剣な表情で「ばぁばイヤだからナイナイする」と言うではありませんか。サトミの思わぬ行動に、私も義母もびっくりしました。

サトミに暗に「早く帰って」と言われた義母は、怒ってそのまま帰って行きました。でもきっと、孫に拒絶されたことで少なからずショックも受けたのではないかと思います。サトミの行動には驚きましたが、義母が帰ってくれたことで私は正直ホッとしました。

あのときサトミが「ばぁば宅配便の人に運んでもらう」「ここにいるのイヤだからナイナイする」そう言ったおかげで、洗脳からとけたように頭がスッキリしました。義母を最優先する必要なんてなく、私の宝であるサトミとの関係を最優先にしようと。そうしていると、不思議なことに義母が私に合わせてくるようになったんです。嫌われないように嫌われないように……と思っているうちはとても辛かったけれど、結局嫌われて疎遠になるようなことはありませんでした。

【私の気持ち】気づかないなら……目には目を!やり返された旦那「俺の分は!?」

日頃の義母への不満を実母に相談すると、母と祖母の間にも嫁姑問題があったこと、そして解決した方法を教えてくれました。私自身は義母とどう向き合っていくか悩みます。

「前回ウナギを食べられなかったから食べたい」と実母に話したところ、私と娘の分のウナギを買ってくれました。自分の分がないことに不満げな旦那ですが、なぜこんな事態になっているかまったく気づいていないようで、ほとほと呆れます。

義母もそうですが、気づかいができないのは旦那も同じです。私がのけ者にされている状況にもまったく気づかず、当たり前のように自分だけがいい思いをしているのですから。自分が同じ目に遭ってはじめて、私が今までされてきたことに気づいたようです。

この期に及んで旦那は「悪気はないと思う」と言っています。しかしそこにタイミングがいいのか悪いのか、「旦那とツムギの分の」ヒレカツを買ってきた義母。実際の現場を目の当たりにして、事の重大さを思い知ったようです。

私は、義母からの差し入れに自分の分がないことを自分なりに納得しようとしていました。旦那へそれに関して言ったことも今までありません。けれど、旦那は逆の立場になると文句を言ってきたのです。だったら、私が日頃我慢していたのもわかるはず。旦那にも義母にも自分の意見をしっかり言えれば、こちらが気分を害していたり傷ついたりしていることがきちんと伝わるのだと思いました。義母もきっと、強い悪意があったわけではないのでしょう。今回はっきり伝えたことで、これからはいい距離の嫁姑関係が築けるといいなと思います。


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