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釣具屋店員は【1年間で何回釣りに行く】のか?『釣具のポイント』スタッフ156人に質問

TSURINEWS

1年間の釣行回数は人それぞれ?(提供:TSURINEWSライター・矢羽田貴之)

釣り好きといえば頻繁に釣りに行くイメージがあるが、実際にはどれくらいの頻度で釣りに行くのだろうか?釣り好き代表と言えば釣具屋店員。今回、「釣具のポイント」で働く全国の店員156人にアンケートを実施。予想外の結果が明らかに?

釣具店員は1年で何回釣りに行く?

今回は釣具のポイント店員を対象に、今年1年間で釣りに行った回数を尋ねてみた。釣り道具に囲まれた環境で働く店員たちが、日常でどれだけ釣りを楽しんでいるのか注目だ。

釣りに頻繁に行く店員とそうでない店員の違いを掘り下げることで、釣り好きといっても多様な楽しみ方があることが浮き彫りになりそうだ。

釣具のポイントとは

「釣具のポイント」は、日本全国に展開する有数の釣具チェーン店。初心者からベテランまで多くの釣り人に支持されている。特に九州を拠点に店舗を広げており、豊富な商品ラインアップと釣りに精通したスタッフのアドバイスが魅力だ。

初心者には丁寧な釣りのアドバイスを、ベテランには新しい挑戦のヒントを提供。地域ごとの釣果情報やリールのメンテナンスサービスを通じて、釣りの楽しさをフルサポートしてくれる。

こうした環境で働くスタッフの釣り回数がどのようなものか、アンケート結果から見ていこう。

釣具のポイント(提供:TSURINEWSライター・矢羽田貴之)

今年何回釣りに行った?

調査はオンライン形式で実施され、選択形式の質問で簡潔に回答を得た。

・質問:今年1年間で何回釣りに行きましたか?
・対象:釣具のポイント全店舗のスタッフ
・有効回答数:156件

まずは、「釣具のポイント」のスタッフが今年1年間で釣りに行った回数を集計し、結果をまとめた。

13回〜36回が最多!

アンケート結果を円グラフで視覚的にまとめると、最も多かったのは「13回〜36回」の範囲で、53人が該当。月1〜3回の釣行ペースとなる。一般的なサラリーマンアングラーと近しいペースで、なんだか親近感が湧いてくるのは筆者だけではないはずだ。

これに次いで「1回〜12回」(37人)、「37回〜60回」(25人)が続く。さらに、およそ「2日に1回以上」釣りに行っている人が5人。この方々は文句なしの釣り猛者(もさ)だろう。

一方、1回も釣りに行っていないスタッフもおり、こちらは体調面などで「行きたくても行けない」状況だったのではないだろうかと、勝手に心配をしているところだ。

1位:13〜36回 53人
2位:1〜12回 37人
3位:37〜60回 25人
4位:61〜100回 22人
5位:101〜150回 11人
6位(同率):0回 3人
6位(同率):151〜200回 3人
8位:201回以上 2人

この結果からも、釣り好きといっても釣行頻度は人それぞれであることがわかる。

釣具のポイント店員の年間釣行回数(提供:TSURINEWS編集部)

質問その2:釣った魚で一番美味しかったのは?

続けて同様の質問方法で、「今年釣って食べた魚の中で一番美味しかった魚」についても尋ねた。人気トップ3の魚種を以下にまとめた。

第3位:カワハギ(10人)

3位は冬に旬を迎えたカワハギ。船では「胴付き仕掛け」を使って、繊細なアタリを読み取る釣りの奥深さが魅力。陸っぱりから気軽に狙えるターゲットなのもポイントが高い。

濃厚な肝を活かした「肝和え」や新鮮な刺身は絶品。釣りたてのカワハギだからこそ楽しめる濃厚な味わいが、多くの支持を集めた。

肝が美味しくなる冬のカワハギ(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

第2位:サワラ(14人)

2位に選ばれたのはサワラ。ルアーを使った「キャスティングゲーム」や船からの「ジギング」が主流で、スリリングな引きが楽しめる魚としても人気が高い。

脂の乗った身が特徴で、炙りや塩焼きといった調理法が人気だった。サワラの香ばしさと旨味を引き出したシンプルな料理が、高く評価された。

ルアーのターゲットとして人気のサワラ(提供:週刊つりニュース関東版APC・奥野忠弘)

第1位:アジ(21人)

数ある高級魚を抑えて1位はアジだった。ポピュラーな魚ながら、その食味の良さは他の魚に引けを取らない。陸っぱりからのサビキ釣りやアジング、船での五目釣りなど、豊富なアプローチで釣れることも人気の要因だろう。

刺身やフライ、なめろうなど、どんな調理法でも美味しく仕上がる点も魅力。新鮮なアジを使った料理は、家庭でも気軽に楽しめる。

釣り方&食べ方ともに豊富なアジが1位に(提供:週刊つりニュース関東版APC・松崎 健)

質問その3:好きな魚の調理法は?

アンケートでは、釣った魚をどのように料理するのが好きか回答してもらった。そこで料理方法をカテゴリ分けし、人気の調理法についてまとめた。

第3位:揚げ(18人)

3位は揚げ物。フライや天ぷらは外はサクサク、中はジューシーで、釣り人にも人気の調理法だった。小型の魚を揚げて骨ごと食べると、おつまみとしても楽しめる。

サクサク食感が魅力の天ぷら(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

第2位:焼き(33人)

2位は焼き料理。塩焼きや炙りが特に支持を集めた。脂の乗った魚をシンプルに焼き上げることで、素材の味を存分に楽しめるのが魅力だ。

脂の乗った魚の旨みを味わえる(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

第1位:生食(59人)

1位は生食。釣った魚をそのまま刺身で味わうのは釣り人の特権ともいえる。釣りたてを楽しむのもいいが、数日間寝かせて熟成させることでさらに旨味が増す。これが刺身人気の秘訣だ。

刺身がダントツの1位に(提供:TSURINEWSライター・夏野)

釣り好きの多様性が垣間見える結果に

今回のアンケートでは、釣行頻度や釣った魚の味わい方にスタッフそれぞれの個性が反映されていることがわかった。忙しい中でも釣りを楽しむ工夫や、魚を活かした調理法の多様性が印象的だ。

釣り好きの楽しみ方は一つではなく、自分らしいスタイルを見つけることが大切だ。今回の記事が、読者にとって新たな楽しみ方を見つけるきっかけになれば幸いである。

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釣り情報にすぐアクセスできる(提供:釣具のポイント)

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<藤田浩平/TSURINEWS編集部>

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