多摩区老連女性部 折鶴600羽を寄贈 交通安全願い込め
多摩区老人クラブ連合会の女性部が8月23日、区に交通安全祈願の折鶴600羽を寄贈した。
女性部を主体に20年ああまり続いてきた取り組み。稲田・登戸・中野島・菅・生田の5地区から6人が多摩区役所を訪れ、佐藤直樹区長に手渡した。同連合会の楠静子会長は「交通事故に遭わないように願いを込めた折鶴。受け取った人に喜んでもらえたら」と思いを語った。女性部長の上田政代さんは「和気あいあいとした雰囲気の中、楽しみながら作った」と振り返った。
高齢化の影響もあり、取り組みは今回で最後となる。一方、折鶴づくりを継続したい人もいるため、作る数を減らすなど方法を模索している段階だという。佐藤区長は「できる範囲で続けてもらえるよう協力したい。ボランティア精神で、長年素晴らしい取り組みを続けてくれたことに感謝したい」と述べた。
寄贈された折鶴は、多摩区高齢・障害課の窓口で配布されている。