<介護は終わらない>特別養護老人ホームへの入居が決まった義母。「毎月お金を援助して」と言い出し…
両親や義両親の老後が心配なママたちは、決して少なくないでしょう。なかには正に今、悩んでいる真っ最中なんて方もいるのではないでしょうか。今回の投稿者さんは、義母が施設に入ることが決まったのだそう。一安心と言いたいところですが、どうやら一筋縄ではいかない様子ですよ。
『義母が特別養護老人ホームへ入居が決まったのですが、「ホーム代が払えないから子どもたちで払ってほしい」と言われました』
投稿者さんの義母はほぼ寝たきりの状態になってしまい、特別養護老人ホーム(常時介護を必要とし、在宅での生活が困難な人を対象にしている入所施設)への入居が決まりました。しかしここにきて義両親が「ホーム代が払えない」と言い出したのだそう。介護保険、年金では賄えず、何の貯蓄も用意してこなかった義両親。「子どもたち4人で払ってほしい」と言われたとき、投稿者さんは唖然としてしまったことでしょう……。今までほとんどお世話になった記憶もない投稿者さんは、どうしたものかと悩んでいるようです。
貯蓄をしてこなかった義両親。援助は断りたいね
アテにされても困る
『それは断るよ。自分たちで払える範囲の介護サービスを利用してもらう』
『みんな家庭があるだろうし、これから子どもにお金もかかる時期でしょ? 当たり前にアテにされるのは気分がよくないよね』
投稿者さんの戸惑いに寄り添うかのように、ママたちからは義両親に対しての非難の声が集まりました。「どうして今まで老後のお金を貯めてこなかったの?」と呆れたようなコメントも。どうしようもない事情があって子どもに助けを求めるのは仕方がないかもしれません。しかし最初から頼るつもりで、当たり前のように「お金を出して」と言われたら戸惑うのも無理はないでしょう。
もし旦那が強要するなら、離婚するかも
『それでも「払え」って言ってきたら、旦那とは離婚する。こっちは自分の老後や子どもの学費を考えて貯蓄してるのに、計画性がない義家族のことなんか知ったこっちゃない』
「もし義両親に援助を強要されるなら、離婚も辞さない」ときっぱり言い放ったママもいました。「嫌だ」と拒否しているのに、旦那さんの一存で援助をOKしたら最悪ですよね……。しかも旦那さんのお小遣いから出すならばいざ知らず、家計から出すのはあり得ないと感じるママも多いのではないでしょうか。お金のことは夫婦2人でしっかりと話し合うのがよさそうです。
義両親は自分たちでできることを全部考えたの?
『まずは家の売却からじゃない? 家を売り払ってもまだ足りないなら、そこから子どもたちの支援開始でしょ。自分の住まいや生活を変えずに、最初から子どもを頼るのは違うよ』
「ホームに入るためのお金がないなら、まずは自宅を売却したらいい」との選択肢も示されました。自分でできることもせずにいきなり子どもたちに頼るのは、あまりにも無責任だと考えられてしまったのでしょう。もしいろいろな方法をとった上で、それでもお金が足りないのであれば子どもたちも助けてくれるのではないでしょうか。
納得がいかないのはわかるよ。でもお金は出したほうがいい
投稿者さんに対して「”理不尽だ”と感じるのは理解できるけど、それでもお金を出したほうがいい」と考えたママも。どうやらこの考えにはちゃんと理由があるようで……。
『きょうだいで毎月同じ額を出し合うかな。自宅介護するくらいならお金を出すほうがいい』
『特養はなかなか入れないし、未納で退所することになったら余計に大変そう。お金で解決できるのなら介護するよりマシかも』
『特養に入居できるなら払っちゃったほうがいい。在宅介護は無理だしするつもりがないから』
自宅で介護をするのはとても大変なこと。しかも寝たきりの状態ならば難易度はさらに跳ね上がるでしょう。義母はせっかく特別養護老人ホームに入れたのですから、この際割り切ってお金を払ってしまったほうが今後が安心かもしれないと考えたのでしょう。損して得取れ、と言ったところでしょうか。
はたして投稿者さんたちの選択は……
投稿者さんたちは義両親を含めた全員で話し合いをしたようです。
『話し合いが終わりました。特養の費用は最低価格で、義両親の年金2人合わせてそれプラス2万円くらい。生活費が払えなくなるので、きょうだい4人で各月1.5万円ずつ支払うことになりました。特養に入れるのは有難いのでもう入居しています。今までも貯金を切り崩して生活していたらしいです。貯えをしてこなかったんだと思います』
いろいろと話し合った結果、子どもたちの家庭はそれぞれ月に1.5万円を出し合うことになったようです。投稿者さん夫婦やそれぞれの家庭も、「特養に入れるなら」と納得したのかもしれませんね。
ホームに入る段階になって「お金を援助して」と言われて、驚いてしまった投稿者さん。しかし寝たきり状態の義母が特別養護老人ホームに入れたのはよかったですね。今後義両親の老後生活を通して、子ども同士の繋がりが強くなるかもしれません。