前川國男による建築が美しい『埼玉会館』でポートレート撮影
< 埼玉会館 >渋沢栄一が中心となり、埼玉県民の力が結集して誕生した施設。その後建て替えが必要になり、『埼玉会館』の歴史を継ぐにふさわしい建物を目指し「日本のモダン建築の巨匠」といわれる前川國男が設計した名建築です。また、室内外の家具も前川國男が手がけているそうです。camelltown、埼玉エリアキャストのソメっちです。前回がとっても大好評で、みんなから期待されていた『埼玉会館』での撮影会の第2弾! 被写体を務めてくれたのは、よっしー さん、yuiさんのお2人。みんなからの衣装のリクエストにも応えてくれました。『埼玉会館』の素晴らしい建築美をみんなの写真とともにご紹介します。
大ホールホワイエ
柱の上部は天井に向かって枝が広がるような形をしています。まるで天井を支える樹木のようなデザイン。窓側には、カラフルなアクセントカラーが彩色された壁がリズミカルに配置され、この独特な色使いは前川カラーと呼ばれ、前川建築の空間に共通する特徴の1つです。
スカートの裾が広がる素敵な衣装のよっしー さん。
中庭
撮影小物にベレー帽を用意してくれたyuiさん。
この中庭で雑誌の撮影も行われたそうですよ。石畳が素敵ポイントですね~!
階段
撮影小物にクラリネットを用意してくれました。よっしーさんの白い衣装に映えますね〜♪
前川建築の特徴ともいわれるアールの壁。
大ホール
『埼玉会館』の最大の特徴、木でできた大ホール。壁と天井が連続して一体に造られていて、壁には響きを拡散するヒダ状の凹凸がつけられ、その響きの良さは音響家が選ぶ「優良ホール100選」にも選ばれています。
客席は、1315席あるそうです!
こんな素敵な大ホールを貸切撮影できるなんて……! こんなに光栄なことはありません。
そりゃー飛びたくなりますよね~!!
みんなが撮影を楽しんでいる様子を……。
集合写真は何パターンか撮影したけど、楽しそうなコレにしてみました~♪
エスプラナード
大ホールと会議室棟をつないでいる共用部のエスプラナード。建物で人の流れを途切らせることなく、ゆったりと受け入れるこの設計は、浦和という市街地の中に建てられた『埼玉会館』ならではの特徴。
訪れたこの日は、『埼玉会館』さんでピンクリボンのライトアップをされていました。
camelltownのエリアキャストになって、初めて撮影イベントを実施させていただいた思い出の場所『埼玉会館』。今回も広報の小澤さんをはじめ、『埼玉会館』さんのご厚意で実現することが叶いました。本当にありがとうございました。参加してくれたみなさん、ありがとうございました。
※『埼玉会館』では撮影には事前承認が必要です。また、所定の撮影等料金がかかります。
『埼玉会館』
https://www.saf.or.jp/saitama/
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4
電話:048-829-2471(代)/ Fax:048-829-2477
取材・文・撮影=camell編集部
camell(カメル)
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