寒い雨の日、3時間以上も窓の外で鳴き続けていた『ガリガリの野良猫』→家猫が集まってきて…泣ける光景が84万再生「涙が出た」「感動した」
Instagramアカウント「teonanatoaaru」に投稿されたのは、外猫が発する健気なSOS。投稿主さんが優しく受け入れる様子には、「優しいお家とわかってたのかな?」「猫ちゃんも主さんの優しさが分かるんでしょうね」「何よりも寂しかったのでしょうね」と外猫に寄り添うコメントが集まっています。
雨の寒い日に…
3か月ほど前から投稿主さんの家に現れるようになったという外猫。いつもお腹を空かせていて、ガリガリだったといいます。そしてある雨の寒い日。外猫はおうちにいる元保護猫たちに訴えかけるようにずっと鳴き続けたそうです。
「寒いよ!」「おうちに入れて!」「助けて!」という悲痛な思いが伝わったのか、おうちの元保護猫たちは窓際に集まり見守っていたとのこと。耳をピクピクと動かし、気になって仕方ない様子だったといいます。
鳴き声は3時間以上も
外猫のSOSらしき鳴き声は、3時間以上も続いたそう。投稿主さんが知る限りでは、これまで家に来ることはあってもそれほど鳴くことはなかったといいます。投稿主さんがケージを用意すると、思いがけなくすんなり入ったのだとか。気持ちが伝わったと安心したのでしょうか。
手を伸ばすと、おとなしくなでさせてくれたそう。「この人は助けてくれた人だ」と理解したのでしょう。甘えるように、すぐになついてくれたそうです。とはいえ、人との暮らし、おうちの猫たちとの暮らしに慣れるまでは時間がかかったようで…。
少しずつ距離を詰めて家猫に
最初は先住猫たちに威嚇されることもあったそうですが、遠巻きに見守る先住猫たちと少しずつ距離を詰め、無事にあいさつを済ませたといいます。外からうらやましそうにおうちの猫たちを見つめていた外猫。今ではほかの猫たちと『家の中から外を眺める生活』ができているそうです。
元外猫はタマジーこと「タマ次郎」くんと名付けられ、幸せに暮らしています。保護された当時は寄生虫がいるなど不調もあったようですが、現在は元気に。たくさんの家族に囲まれ、安全でおいしいごはんを食べられているようで安心ですね。
必死にSOSを出していたタマジーくんには「暖かい家族が出来てよかったです」「幸せになれて良かったです」「猫ちゃん同士も縁があるのでしょうね」と、温かいコメントが多数届けられています。もちろん、投稿主さんの行動力に感謝する声も。
Instagramアカウント「teonanatoaaru」では、タマジーくんをはじめ、元保護猫のテオくん、トアくん、アルくん、ナナちゃん、さらにインコのベニマルくんなど、たくさんの可愛い家族の姿も見られますよ。
写真・動画提供:Instagramアカウント「teonanatoaaru」さま
執筆:忍野あまね
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。