ウィル・スミス『ハンコック2』を示唆「ゼンデイヤに出演オファーを」
2008年に公開されたウィル・スミス主演のスーパーヒーロー映画『ハンコック』に続編のアイデアがあるようだ。スミスがTwitch配信企画中に明かした。
『ハンコック』は、不老不死の身体とスーパーパワーを持ちながらも酒癖が悪く、市民にも悪態をつきまくる嫌われ者の男が、人々に愛される真のヒーローとなるため再起する物語を描いたスーパーヒーロー映画だ。公開当時は、同時期に登場したマーベル映画(2008)を凌ぐヒットとなった。
スミスは「『ハンコック2』の、めちゃくちゃ良いアイデアがあるんです」と明かし、「まだ話し合いは始まっていないので、チョットだけ教えます。ゼンデイヤに『ハンコック2』出演のオファーが渡っています」との情報を加えている。
『ハンコック』は誕生と同年に公開された作品ながら、すでに「嫌われ者で自暴自棄のスーパーヒーロー」という踏み込んだ題材を映像化していた作品。MCUが隆盛を極め、DC映画が一周を終え、さらに悪事を働くヒーローを描くドラマ「ザ・ボーイズ」なども登場した現在であれば、『ハンコック2』は1作目当時とは違った土台の上で語り直すことができそうだ。
なお本企画は、『アイ・アム・レジェンド』続編に並んで、スミスが2000年代に主演したアクション映画の自己再訪企画とも言える。『アイ・アム・レジェンド2』は、DVDの映像特典に収録された別エンディングの続きを描く内容で、監督には『クリード 炎の宿敵』(2018)スティーヴン・ケイプル・Jr.が打診を受けた。スミスも続投する。
『ハンコック2』はまだ規格の初期段階にあるようだが、ゼンデイヤはここでも引っ張りだこだ。MCU『スパイダーマン』シリーズでもスパイダーマンの恋人MJ役を務めるゼンデイヤは、シリーズ最新作『スパイダーマン4(仮題)』にも出演するほか、監督『オデュッセイヤ』や『デューン 砂の惑星PART3』といったハリウッド最大級の作品での撮影も控えている。
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