【大山ダム】 壁面はまるでウォール・マリア?「進撃の巨人」縁の地で漫画の世界観を追体験
世界的な大ヒットを呼んだ漫画「進撃の巨人」。
日田市大山町は、その原作者・諫山創(いさやま はじめ)さんの出身地としても脚光を浴びています。
今回は、そんな「進撃の巨人」の聖地で漫画の世界を追体験できると話題の『大山ダム』をご紹介します!
場所
大分駅からは九州横断自動車道/長崎大分線 を経由し車で約1時間30分。
『大山ダム』は、「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」が併設される「道の駅 水辺の郷おおやま」から車で10分ほどの場所にあります。
国道212号線にある「セブン-イレブン 日田大山店」近くの中川原交差点には案内看板が置かれていました。
中川原交差点を県道9号に入り1kmほど進むと左折看板が見えるので、それに従ってください。
西峰スポーツ公園横を通り、700mほど行くとまた分岐がありますのでこちらも標識に従ってください。
そのまま200mほど進むと、ダムの手前に駐車場があります。
大山ダム
駐車場に車を停めると、『大山ダム』本体が美しく聳える様子が伺えます。
駐車場のそばには、「進撃の巨人」キャラクター銅像までのルートが記されていました。
その案内看板に沿い、まずは橋を渡ります。
渡った先には柵と扉があり、自由に出入りし見学することが可能になっています。
※ただし、野生動物が出入りし公園を荒らすことがあるので、扉は都度必ずしっかりと閉めてください。
園内には、ゆるやかな傾斜の通路もあるので足に不安を抱える人も安心して銅像まで行くことができます。
階段がある方からは徐々にダムの大きさを感じられるようになっています。
人気キャラクターの銅像
階段やスロープを登りきるとダムを近くから見渡せる場所に到着します。
すると中央には「進撃の巨人」人気キャラクターの銅像が!
こちらは「進撃の巨人 エレン・ミカサ・アルミンの少年期の銅像」。
中央が「進撃の巨人」の主人公「エレン・イェーガー」。
写真向かって右側がヒロインで、エレンたちイェーガー一家とともに暮らす無口でクールな少女「ミカサ・アッカーマン」、左が幼馴染の「アルミン・アルレルト」です。
この銅像は、「進撃の巨人」連載10周年記念プロジェクトとして、日田市民の有志が集まりクラウドファンディングで資金を募った銅像プロジェクトの第一弾。2021年11月に一般公開されました。
銅像横には、日本語と英語で設置の経緯が記された建立記念碑が置かれています。
人を食べる巨人から追われた人類が、壁のなかで暮らすことを余儀なくされてしまった世界を描いた「進撃の巨人」。
巨人に母親を殺された少年エレン・イェーガーが復讐を誓い、巨人を倒すための調査兵団へ入団し巨人と戦っていく姿を描く姿を描いた漫画は、日本のみならず世界中の読者を熱狂の渦に巻き込みました。
『大山ダム』は、ダムの壁面を"ウォール・マリア"と呼ばれる「城壁都市の最も外側の壁」に見立て、初めて巨人が襲ってきた「はじまりの場所」を再現しています。
この日は雨が幸いとなり、大山ダムにかかる空がどんよりとして漫画の世界感を引き立てていました。
また、銅像の後ろには「ARで体験せよ!」との気になる煽り文が。
アプリをダウンロードして、ダムにかざしてみると…なんとダムの上から巨人が現れました!
こちらのアプリでは、このまま写真を撮って保存することもできるんです。
現実世界にデジタル情報を重ね合わせて表示する技術AR(拡張現実)を使ったこの取り組みは、「進撃の日田AR」と呼ばれ、現在市内15ヶ所で楽しめるようになっています。
その他にも「進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~」の特設サイトでは、「スタンプラリー&クーポン」など様々な企画が掲載されていますので是非チェックしてみてくださいね。
その他の取り組み
また『大山ダム』は、「進撃の巨人」関連イベントのほか、ダム見学や、季節によってはライトアップなど面白い取り組みを多数行っています。
水の音が心地よく緑あふれる公園内をお散歩するだけでも癒し効果抜群ですので、皆さんも日田市大山町を訪れた際には是非ダムまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。