「水筒のゴムパッキン」の意外と知らない“寿命”→「ずっと同じの使ってた…」「思ってたより短い」
毎日のお弁当やお出かけに欠かせない水筒。じつは、“ゴムパッキン”が消耗品だということ、ご存じでしたか? パッキンが劣化すると、液漏れや保冷力の低下につながります。そこで今回は、水筒のゴムパッキンの寿命や交換サイン、買い替え方法についてわかりやすくご紹介します。
水筒のパッキンの寿命は「半年〜1年」
パッキンの寿命は意外と短く、取り替えの目安は「1年」です。ゴムパッキンの寿命は意外と見落としやすいため、「水筒を買ったときから同じものを使ってる……」なんて方も少なくないはず。
もちろん水筒の使用頻度によって劣化具合は異なりますが、繰り返し使ったり洗ったりすると徐々に劣化していきます。
見た目に大きな変化がなくても、使い始めてから1年くらい経ったら、ゴムパッキンの様子を一度チェックしてみましょう。
パッキンを交換するサイン
毎日水筒を使っていると、1年経たずにゴムパッキンが傷むことも珍しくありません。劣化したゴムパッキンを使用すると、密閉性が落ちてさまざまな水筒トラブルを引き起こします。
ゴムパッキンや水筒に次のような様子が見られたら、新しいものへ取り替えを検討してください。
1.液漏れする
しっかりふたを閉めているのに、水筒から中身が漏れてくる……。その原因はゴムパッキンにあることが多いです。
ゴムパッキンが劣化してゆるんだり、密閉性が落ちたりすると漏れにつながります。特に中せんの消耗は密閉性に大きく影響しますので、表面がザラザラしてきたら早めに交換しましょう。
2.ひび割れている
ゴムは消耗品なので、使っているうちに小さなひびや裂け目ができることもあります。ぱっと見る限りはわからない小さなひび割れでも、漏れの原因になるため要注意です。
3.変色している
購入時は透明や白だったパッキンが、いつの間にか黄ばんだり白っぽく変色していませんか? 場合によっては、黒ずみができることもあるでしょう。これは水アカや茶渋など、汚れが蓄積したものです。
変色は見た目以上に雑菌が増えやすくなっている状態なので、衛生面でも不安が残ります。色が変わってきたら、迷わず交換するのが正解です。
ゴムパッキンを定期的に取り替えて、水筒を清潔に保とう
見落としがちなパッキンですが、水筒を清潔に長く使うために欠かせないもの。寿命は1年が目安ですが、劣化のサインが見られたら早めに交換しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア