【横浜市港南区】港南台生き生きプレイパーク 20周年節目にパネル展 中央公園を遊び場に
港南台中央公園(港南区港南台3の5)で子どもらに外遊びの場所や機会を提供している「港南台生き生きプレイパーク(岡野富茂子代表)」がこのほど、誕生から20周年を迎えた。現在、無印良品港南台バーズで20周年記念パネル展が行われ、同団体の歩みが紹介されている。
「自由に遊ぶ」
自分の責任で自由に遊ぶ――。
港南台生き生きプレイパークが大切にしているこの考え方のもとで、極力禁止事項をなくし、子どもが自由な発想と冒険心でいろいろなことに挑戦し、遊びの中でも危険を学べるようにしている。プレイパークは毎週火・水・木曜日と第1・3土・日曜日に開催。午前10時から午後5時で、子どもの様子を見守り、共に遊ぶ「プレイリーダー」が常駐している。
木工作や泥んこ遊び、砂遊び、けん玉やベーゴマ、火起こしの道具などが多数揃うプレイパーク。公園内の竹林で遊ぶこともできる。
24年度の利用者は年間1万8455人、23年度は1万9109人と週末は多くの親子連れで賑わう遊び場に成長した。
10月2日に親子で遊びに来ていた港南台在住の女性は「同世代の子どもと遊べる場所で日よけのタープもあって、この夏は本当に助かった」と笑顔で話した。
5つのテーマ
無印良品港南台バーズで開催されているパネル展は「大切にしたい子どもの時間子どもの世界」をコンセプトに日々の活動を「火・食べる」「水・泥・砂」「誰かと」「のんびり」「挑戦する」の5つのテーマに分け、写真で紹介している。
同所での展示は10月14日までだが、11月12日から21日までは港南区役所区民ホールにも設置される。また、11月30日に同公園内での竹林まつり会場でもパネル展を開催し、団体の足跡を紹介。