尼崎の秋の名所『武庫川髭の渡しコスモス園』で約550万本のコスモスが見ごろに 尼崎市
約550万本のコスモスが見られる尼崎市の『武庫川髭の渡しコスモス園』が10月18日に開園。無料で鑑賞できるコスモス園としては関西でも最大級とのことで、お花が大好きな筆者が訪れてきました。
駐車場は約300台用意されているので、遠方の方もアクセスしやすいです。
筆者は阪神バスを利用し最寄りの「西昆陽」のバス停で降りました。そこから案内看板に沿って7分くらい歩くと兵庫県動物愛護センターが見えその隣が「コスモス園」となっています。
スロープを降りていくと手間にオレンジ色、奥にピンク色のコスモスが見えてきてテンションが上がります♡
コスモスといえばピンクや白を思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらにはオレンジの絨毯のような「キバナ」がとてもきれいに咲いています。こちらは比較的開花が早く筆者が訪れた際8~9割ほどが開花していました。
もちろん、ピンク、白色のコスモスも咲いていましたが、場所によってはまだつぼみが多く満開になるのは少し先のようなのでこれからどんどん見頃になっていくと思います。
筆者は平日の午後あたりに行ったのですが、家族や友人と来られている方や大きなカメラを持った方、ペットと一緒に写真を撮っている方など、思い思いに楽しい時間を過ごしておられました。週末になるともっと多くの人々で賑わいそうです。
かつてはゴミの不法投棄などで荒れ果てていた時代もあったそうですが、地域住民が中心のボランティアグループ「髭の渡し花咲き会」のメンバーをはじめとする多くの人たちの努力により、2003年にコスモス園として開園しました。
例年、8月下旬から9月上旬にコスモスの種をまき、その後も雑草抜きや肥料やりなどの管理を行い、この美しさを保っておられます。
今年は開園日の10月18日に尼崎のキャラクター「あまっこちゃん」の登場や、記念のお菓子まきイベントが開催されたそうです。
同園には休憩用のベンチもいくつか設置されているので、少し疲れた時や座ってのんびりコスモスを眺めたい時にもぴったりです。
同園は伊丹空港からの飛行機が何度も上空を通りすぎるので、飛行機とコスモスのコラボ写真も撮影することができるのも大きなポイントです。
ほかにも山陽新幹線が通っていたり、チョウチョやミツバチなどの昆虫も間近で観察することができるので、お子さんと一緒に訪れても楽しめそうです。
写真を撮るのに夢中になりあっという間に1時間ほどが経過していました。
最近、寒暖差のせいもあってか気持ちが沈みがちだった筆者ですが、コスモスや秋の虫の声、川のせせらぎなどの自然からかなりのパワーがもらえたので帰るころにはとても気持ちが安らいでいました。
開園時間は特に決まりはなく朝でも夕方でも自由に園内を散策することができるので、いろいろな景色を楽しめそうです。
武庫川髭の渡しコスモス園公式Instagramでは「フォトコンテスト2025」も開催されているので素敵な写真を投稿してみるのもいいですね。
開園期間
2025年10月18日(土)~11月下旬(開花状況により閉園日を決定)
※開園前、閉園後も公共交通機関や自転車、徒歩等でのご来園は可能
場所
武庫川髭の渡しコスモス園
(尼崎市常松2丁目及び西昆陽4丁目の武庫川河川敷)
営業時間
開園時間に決まりは特にありません
※ただし、警報が発令時等、荒天の場合は閉園
駐車場
臨時駐車場300台有り
9:00~16:00まで(入庫は15:30まで)
臨時駐車場の利用時の「協力金」1台500円(大型観光バスは2,000円)
※協力金は、武庫川髭の渡しコスモス園の運営費や維持費に充てられます
問い合わせ
尼崎市都市整備局 土木部 公園計画・21世紀の森担当
TEL 06-6489-6530