犬が飼い主と離れた場所から見つめてくる心理5つ 目があったときにすべき飼い主の正しい対応とは?
1.様子を見ている
犬は飼い主が何をしているのかをよく見ています。家事をしている様子や、お出かけ前の様子など、これから飼い主が何をするのかを見て判断していることも多いです。
キッチンに入る様子を見て「ご飯がもらえるかも!」と追いかけてきたり、着替えた飼い主を見てドアの前で行かないでアピールをしてきたり、飼い主の行動からその後のことを予測します。
そのため、飼い主を離れた場所から見守っているときは、様子を伺っているのかもしれません。
2.興味がある
飼い主が何をしているのか興味はあるけど、近寄るのはちょっと不安…といった場合に離れた場所から見つめてくることがあります。
怖がりな性格の子によく見かける行動かもしれませんね。来客が来たときなど、知らない人や犬が来たときなども、このように離れた場所から様子を伺ってくることもあります。
このように犬が様子を伺っているときは、無理に近づこうとせず犬の方から寄ってくるのを待つようにしましょう。
3.要求がある
犬は何かしてほしいことや、してもらえることを期待しているときに離れた場所からそっと見つめてくることがあります。
例えば「散歩に行きたいな」「おやつが欲しいな」といった要求があるとき、ご飯の準備をしている飼い主の動向を見ていたり、玄関に行こうとしていないかどうか飼い主の動きをよく見ていたりするようです。
そして、要求をかなえてもらえそうなタイミングを見計らって飼い主の側へ寄っていく、なんてことも。
特定の行動をするときに視線を感じる場合は、何かしてほしいことがあって見つめてきているのかもしれませんね。
4.警戒している
犬が離れた場所から見つめてくるとき、そのときの表情も確認してみましょう。不安そうな顔をしている場合は、私たちのことを警戒しているのかもしれません。
犬が飼い主を警戒する理由として「知らないニオイがする」「タバコや柔軟剤など強い香りがする」「大きな声を出した」「動きが大きくて恐怖を感じている」といった理由が挙げられます。
犬がたびたび様子を伺うような仕草を取るようであれば、飼い主の行動を警戒しているのかもしれません。
怖がらせたり、驚かせたりしていないか、日々の行動を振り返ってみましょう。安心してコミュニケーションが取れるように、愛犬に寄り添うようにしてくださいね。
5.敵意がある
犬は敵意をしてしているときに、相手が変なことをしてこないか離れた場所から様子を観察してきます。
まだお迎えして日が浅いときなどに敵意を向けられることがあるようです。飼い主になれるまでは、犬を怖がらせないように少しずつ距離を縮めていくようにしましょう。
このとき、早く慣れてもらおうと犬の目をじっと見つめてしまうのは逆効果です。相手と目を合わせることは、私たちにとっては挨拶になりますが、犬にとっては「敵意がある」という意味になってしまいます。
犬が敵意を持ってこちらを見ているときは、刺激しないようにそっとしてあげるようにしましょう。
まとめ
犬が飼い主を離れた場所から見つめてくるときの心理は、状況によって正反対です。
対応を間違えてしまうと、犬の不信感を増幅させてしまい信頼関係を損なう危険性もあるので注意しましょう。
構ってほしくて見つめているときもあるので、愛犬としっかりスキンシップを取る時間も作るようにしてくださいね。