新庄監督伝説のパフォーマンスを考案した主婦!?人生観を変えた出来事とは
HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
1万円好きにお買い物していいので…お買い物について行ってイイですか?
買い物について行かせてもらい、その方の人生模様を探る“お買い物ドキュメンタリー” 。
今回、取材に協力してくれたのは、「イオン札幌藻岩店」。
一体、どんな人たちが買い物に来ているのでしょうか。
1人目:新庄監督の大ファン!思い出は名パフォーマンスに関わったこと 悦久子さん(65歳)
番組スタッフ:「1万円までお支払いしますので、買い物ついて行ってイイですか?」悦久子さん:「家に~?」
番組スタッフ:「ここでの買い物の様子ですね。」悦久子さん:「それは全然いいですけど」
ご近所にお住まいの悦久子(えくこ)さん65歳。
会社員の夫と千葉で働く娘・絵梨香さんの3人家族です。
実は悦久子さん、新庄さんの大ファンで、きょうも素敵なTシャツ姿でお買い物に。
自宅には新庄さんのグッズがズラリ!
今でも忘れられない思い出があるそうです。
悦久子さん:「“サプライズSHINJO”ってので、2006年6月6日の阪神戦のときに、なにをしてほしいかをオープン戦期間中に募集していて」
「サプライズSHINJO」とは、ファンから募集した“パフォーマンス案”を新庄選手が実現するという夢の企画。
悦久子さんと娘の絵梨香さんが考えたアイディアとは…?
悦久子さん:「『空を飛んでほしい』っていうのをそのまま書いて。そしたら抽選であたった!」
「空を飛んでほしい」と応募したファンは、その数なんと300人以上。
その中から絵梨香さんが抽選で当選し、新庄さんからサインとユニフォームを貰ったそうです。
そして実現されたのが、札幌ドームの天井から降りて来る、あの名パフォーマンスなんです! ## 旅行三昧!その背景にあったのは…
悦久子さん:「こういうの買ってもいいのかな。普段はそんなんなんだけど」
この日はウナギ、そしてお酒も購入しちょっと贅沢な夜ごはんに!
悦久子さんのお仕事について聞いてみると…
悦久子さん:「定年退職。42年間働いたんですよ。退職して旅行三昧」
悦久子さん:「若いときは、けっこう行きましたよ。ニューカレドニア、フィジー、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイ。今は一人旅が好きなので。きのう帰ってきたんですよ。神戸から。神戸に行ってその前は松山。愛媛県。しまなみ海道走ってみましたよ。自転車で。2島だけだけど。だからすごい焼けている」
長年旅を楽しんできた悦久子さん。
気になる現役時代の職業は?
悦久子さん:「商社。年収?言っちゃっていいのかな?びっくりするくらい。普通の会社員が平均が500万くらい?2倍以上」
現役時代と変わらず、毎日を全力で楽しむ悦久子さんですが、そこにはある理由が。
悦久子さん:「ダイビングもしてたけど、呼吸器の病気になって。非結核性抗酸菌症といって、夜寝るときに咳き込んじゃう。薬を4年くらい飲んでたんですけど、1年やめたんですけど、ちょっと辛いのでずっと続けてる。だから若いうちにやりたいことはやっておいたほうがいい」
さらに、悦久子さんの人生観を大きく変える出来事が。
悦久子さん:「2つ上の兄が、54歳で…今でいう熱中症だと思うんだけど、会った5時間後の夜中に亡くなっていたんですよ。だからそこから“人生は一度しかないから”って言って。生きてるうちに体が動くうちにっていうのが大事なので」
“健康は当たり前ではない”と語る悦久子さん。
病気や大切な人を亡くした 経験が、今の前向きな過ごし方につながっています。
ここでお買い物終了。
合計金額は…
1万4,757円でした。
最後にこれからの楽しみを聞いてみると。
悦久子さん:「香港に行くんですよ。7月のはじめに娘と一緒に。連れて行ってもらう」
2人目:悲しい過去を乗り越え 夢を叶えた 輪島 あゆみさん(34歳)
番組スタッフ:「番組で1万円までお支払いするので、お買い物ついて行ってイイですか?」
あゆみさん:「え?買い物にですか?大丈夫ですけど、私なんかでいいんですか?」
続いて取材に協力してくれたのは、輪島 あゆみさん、34歳。
普段はトリマーとして働き、犬の美容と健康を支えています。
あゆみさん:「子ども2人と夫と、犬を2匹飼っています」
小学2年生のお姉ちゃん、最近あるものにハマっているようで。
あゆみさん:「これ(桜でんぶ)、うちの娘が最近ハマっていて、毎朝米にかけて食べています。前々から“ちらしずし”とかにすると喜んでいたので、ハマってました」
続いて手に取ったのは、今晩の主役である麻婆豆腐の素。
そこにはあるこだわりが。
あゆみさん:「大人と子どもで分けています。大人が辛いの大好きなので、辛いのどうしても食べたいから、別に作ります。面倒くさいけど」
取材後、夜ごはんの写真が届きました!
仕事と育児をこなすあゆみさんですが、両立の秘訣は…?
あゆみさん:「すごく夫が協力してくれるので」番組スタッフ:「家事の分担とかもしているんですか?」
あゆみさん:「そうですね。お風呂掃除は夫がやってくれるとか、ゴミ出しをやってくれるとか、朝のご飯の準備もしてくれますね」
犬が大好き!でも悲しい過去が…
そんなあゆみさん、学生時代はトリマーになるための専門学校に通っていました。
番組スタッフ:「トリマーを目指したきっかけはあったんですか?」あゆみさん:「ずっと、幼いころから犬を飼っててそれに携わった仕事がしたいなって思って。動物看護の資格と、トリミングの資格をとって、結局トリミングがいいなっていうので」
犬がとにかく大好きなあゆみさん。しかし、過去には愛犬との辛い別れも。
あゆみさん:「歯石取りと去勢の手術で亡くしたことがあるんですよ。手術から帰ってきてからも、ずっとぐったりでおかしいなと思って。病院に連れて行ったら『肺に穴が開いちゃっています』って感じになって。そこから1日2日でバタバタバタと亡くなっちゃって。その子のためを思って去勢手術と歯石取りの手術をやろうってなったけど、なんか結果的にこんなことになってしまったから、結構自分を責めたりして」
番組スタッフ:「どうやって乗り越えたんですか?」あゆみさん:「結局小さい子どもがいたから、いつまでも落ち込んでいられなくて、日々をこなすのに一生懸命になって。でもしばらく何年もこの話をするたびに涙してはって感じだったんですけど、やっと最近になって泣かずにしゃべれるようになったみたいな」
辛い別れを経験しても、犬と関わる仕事を続ける理由は?
あゆみさん:「好きだから。私にはこれしかできないかもって感じですね」
あゆみさんの夢は、理想のケアを届けること。
1年前、念願だったトリミングサロンをオープンしました。
あゆみさん:「雇われでずっとやっていましたけど、この子にはもっとこういうシャンプー使ってあげたいなとか、この道具使えたらもっとよくなりそうだなとか、ずっと日ごろから感じていたんですけど、なんかやっぱり雇われているとそういうのはうまくいかないから、自分でやりたいなーっていうのをずっと思っていて、漠然と。やっとご縁がありっていう感じ」
ここでお買い物終了。
合計金額は…
9,514円でした。
最後に今後の夢を聞きました。
あゆみさん:「家族で海外旅行に行きたいです」
番組スタッフ:「ワンちゃんも一緒に?」あゆみさん:「ワンちゃんはお留守番ですね」
▼連載|買い物について行ってイイですか?
※掲載の内容は番組放送時(2025年7月4日)の情報に基づきます。