香川で伝説と称された名店の味が六甲道で♪“ひやあつ”や“ひやひや”の注文もできる 神戸市
讃岐うどんの本場・香川で伝説と呼ばれた『宮武うどん』の味を継承したお店が昨年11月六甲道にオープン。名店の味を体験しに行ってきました。
お店の名前は『おうどん たか乃』(神戸市灘区)。六甲道駅から徒歩で約3分とアクセス抜群です。
お店を営むのは中山さんご夫婦。長年教師として勤めていたご主人が、これまでの恩返しがしたいと開いたお店は広々とした空間で温かい雰囲気が漂います。
ベビーカーや車いすがそのまま入店しやすいよう広く間隔をとったという配慮も素晴らしいのですが、さらに驚いたのが”おむつ交換台”の存在。小さい子どもとの外食はほぼうどんという子育て中のママさんパパさんたちにとって超朗報ではないでしょうか。周辺状況を気にしなくてもこれなら安心して外食できそうです。
『宮武うどん』を継承した同店のうどんは、化学調味料不使用で北海道産小麦や利尻昆布、いりこなど厳選した素材を使った手作り。安心安全なうえ、香川に行かずして有名店と同じ味が楽しめるなんて...!嬉しすぎます。
また、独特な注文方法もそのまま。麺も出汁も熱い”あつあつ”や、麺は冷たく出汁は熱い”ひやあつ”など好みに応じて本場と同様の食べ方ができ観光気分が味わえそう。
今回はお店のロゴがきつねだったこともあり、気になった「きつねうどん」を注文することに。
まずはうどんから実食。讃岐うどんのコシはもちろん、手打ち・手切りした麺は独特のねじれとちぢれによって旨味を含んだ出汁とよく絡みます。細かったり太かったりと手切りの個性が麺に出ている部分もあって、食感の違いも楽しいです♪
そして気になっていたお揚げさんは、気を抜くと箸が下がってしまうほどの重さが特徴。薄くて幅のある大きなお揚げは何度か見たことがありますが、こんなきつねうどんは初めて!
噛むとじゅわっとほんのり甘い出汁が溢れ、その美味しさと食べ応えには驚きが隠せません!奥さんが一目惚れしたお揚げを使っているそうで、食べた瞬間筆者もその美味しさの虜になってしまいました。
そして鶏天や豚天えび天が入った「天ぷら盛合せ」も実食。食べやすいサイズ感や薄めの衣は素材の味がダイレクトに感じられる一品に。豚天はほぼ初めての体験でしたがジューシーでうどんとの相性も抜群。卓上にあるお塩でいただいてみてくださいね。
時間帯によってはお店の外からでもガラスの向こうで店主が麺打ちをしている光景に出会えるかも。近くまで行ったらぜひのぞいてみてくださいね。
場所
おうどん たか乃
(神戸市灘区備後町4-1-2 ウェルブ六甲道3番街2番館101号)
営業時間
11:00〜14:30
17:30〜19:45
定休日
月曜日午後・火曜日(不定休)
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