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5月・6月の沖縄の楽しみ方を一挙ご紹介!伝統行事・ハーリー(ハーレー)やGWイベントを楽しもう

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5月〜6月の沖縄は、ちょうど梅雨の時期。参考として、2024年は5月21日頃に梅雨入りし、6月20日頃に梅雨明けしたと気象庁が発表しています。 「梅雨時期だと沖縄を存分に楽しめないのでは?」と心配な方もいるかもしれませんが、そのようなことはありません! 梅雨とはいえ雨が降らない日もありますし、もし雨が降ってもこの時期が旬の食材も多いため、グルメを楽しむことができます。 そこで今回は、5月・6月の沖縄の楽しみ方をご紹介します。番外編で旬の食材・グルメもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 関連記事: 4月・5月・6月の沖縄旅行におすすめの服装は?気候や紫外線をもとに解説!【地元民からのコメントあり】

5月・6月の沖縄の楽しみ方:1.各地のハーリー(ハーレー)イベント

5月・6月の沖縄では、各地でハーリー(ハーレー)イベントが開催されます。迫力満点のハーリー競漕はもちろん、エイサーなどのステージイベントやキッチンカー、出店なども楽しめる、沖縄の伝統的なお祭り行事です。 以下に、主要なハーリー(ハーレー)イベントをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください!

1.那覇ハーリー

場所:那覇港新興ふ頭 時期:例年5月上旬(ゴールデンウィーク期間中) 那覇ハーリーは、沖縄最大規模のハーリーイベントです。那覇港新興ふ頭の特設会場で開催され、3日間にわたりハーリー競漕や音楽ライブ、花火大会など多彩なプログラムが楽しめます。 ハーリー競争では、地元企業や学生チームによる白熱したレースが繰り広げられます。地元の特産品を販売する屋台も充実しており、沖縄料理を楽しみながらイベントを満喫できます。

2.糸満ハーレー

場所:糸満漁港中地区 時期:旧暦5月4日(例年6月頃) 糸満市で行われる伝統的なハーレーイベントで、歴史が古く地域色が強いのが特徴です。 漁師の町として知られる糸満では、ハーレーは漁業と深く結びついた行事であり、大漁と航海の安全を神に祈ることを目的として行われます。 イベント当日はハーレー競漕が繰り広げられるほか、ステージではエイサー演舞や伝統舞踊が披露されます。素朴で温かみのある雰囲気が魅力で、観光客も地元文化を間近で体験できます。

3.久米島ハーリー

場所:真泊漁港・鳥島漁港・儀間漁港 時期:旧暦5月4日(例年6月頃) 久米島の真泊漁港・鳥島漁港・儀間漁港で行われるハーリーは、地域全体が盛り上がる伝統行事です。地元の小中高生や職域チームによる、ハーリー競漕を間近で楽しめます。 ハーリー競漕以外に、地元の特産品が楽しめるマーケットや交流イベントが開催されることもあります。久米島特有ののどかな雰囲気と美しい海を眺めながら過ごす時間は特別です。

4.八重山のユッカヌヒー

場所:八重山諸島各地(石垣島や西表島など) 時期:旧暦5月4日(例年6月頃) 「ユッカヌヒー」は旧暦5月4日をさす言葉で、海神さまへ海上安全や豊漁を祈願する日を指します。 八重山諸島の各地では例年5月4日にユッカヌヒーが行われており、ハーリー競漕だけでなく、神事や踊りも行うなど、そのスタイルはさまざまです。地域密着型のイベントですが観光客も参加しやすく、地元の人々との触れ合いを楽しめます。 八重山特有の穏やかな文化と島の美しい自然が融合したユニークなイベントを、ぜひお楽しみください。 関連記事: 沖縄の旧暦行事「ユッカヌヒー」は、ハーリー・ポーポー・おもちゃ、を… ~仏壇持ち家庭の窓から~

5.平安座ハーリー

場所:平安座漁港 時期:旧暦5月4日(例年6月頃) 平安座ハーリーは、規模は大きくありませんが、地域の文化を深く感じられるイベントです。地元の漁師や住民が参加するため、アットホームな雰囲気が漂っています。ハーリー競漕のほか、地元の特産品の販売や伝統芸能の披露が行われることもあり、観光客にも歓迎ムードが広がります。 平安座島の美しい海を背景に、地元の人々とともにハーリーを楽しむ特別な時間を過ごせるでしょう。

5月・6月の沖縄の楽しみ方:2.沖縄花のカーニバル

沖縄県内で、例年1月〜5月にかけて開催されるお花のイベントです。有名観光スポットをはじめ、さまざまな箇所で個性あふれるお花を観賞できます。 5月まで開催されることが多いお花のイベントには、東南植物楽園で行われる「おきなわブーゲンフェア」のほか、伊江村リリーフィールド公園で行われる「伊江島ゆり祭り」が挙げられます。どちらも例年5月上旬まで開催されているので、ぜひチェックしてみてください。

1.おきなわブーゲンフェア

場所:東南植物楽園 時期:例年3月上旬〜5月上旬頃 100万輪のブーゲンビレアが咲き誇るイベントです。日本最大級のブーゲンタワーは圧巻で、見て楽しいのはもちろん、カメラを向ければ映え確定の1枚が仕上がります。夜にはライトアップされ違った表情になるので、昼・夜の両方とも楽しめますよ。 5月の沖縄で、ブーゲンビレアの魅力を存分に感じて見ませんか?

2.伊江島ゆり祭り

場所:伊江村リリーフィールド公園 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 100万輪のテッポウユリと100種の世界のゆりが咲き誇る、伊江島を代表するイベントです。空の青と海のエメラルドグリーン、そしてユリの白が織りなす光景に心奪われます。 ステージイベントが行われるのほか、飲食・物販のブースも立ちならぶので、1日をとおして楽しい時間過ごせるでしょう。

5月・6月の沖縄の楽しみ方:3.ゴールデンウィークイベント

5月といえばゴールデンウィーク! 沖縄県内では、子どもたちが楽しめるさまざまなイベントが開催されます。

1.GO!GO!ゴールデンウィーク ENJOY!ネオパークオキナワ

場所:ネオパークオキナワ 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 名護市の動植物公園・ネオパークオキナワで開催されるゴールデンウィークイベントです。2024年は、動物たちにおやつをあげる体験や獣医室バックヤードツアーなどが行われ、多くの子どもたちが貴重な体験を楽しみました。 イベントの詳細を確認して、ぜひ足を運んでみてください。

2.海洋博公園GWスペシャル

場所:海洋博公園 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 海洋博公園GWスペシャルは、沖縄美ら海水族館がある海洋博公園で開催されるゴールデンウィークイベントです。2024年は、親子で楽しめるヨガイベントやワークショップ、ひまわり迷路、食虫植物展&観察会などが行われ、大好評で幕を閉じました。 イベント期間中の数日限定で海洋文化館と熱帯ドリームセンターの入館料が無料になることもあるので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

3.美ら海GWスペシャル

場所:沖縄美ら海水族館 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 沖縄美ら海水族館では「美ら海GWスペシャル」が開催されます。2024年は、人気イラストレーターによるお絵かき教室や海と夕陽をバックにしたコンサート、スタンプラリーなどが開催され盛り上がりを見せました。 学びにつながる展示会が行われることもあるので、ぜひ家族で足を運んでみてください。

4.ゴールデンウィークスペシャル

場所:熱帯ドリームセンター 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 海洋博公園内にある熱帯ドリームセンターでも、例年4月下旬〜5月上旬にゴールデンウィークイベントが開催されます。ランや熱帯果樹・花木等熱帯性の植物を演出・展示している施設ならではの、植物関連のイベントが盛りだくさんです! ぜひチェックしてみてください。

5.こどもフェスティバルアドベンチャーワールド

場所:北谷ドーム(Agreドーム北谷) 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 プールやスライダー、エア遊具、ゴーカート、昆虫展・動物ふれあいなど、子どもたちが笑顔になるアトラクションが集結したイベント。無料のアトラクションが充実しているので、気軽に遊べるのがうれしいポイントです。 お子さんはもちろん、大人も楽しめるので、「どこに行こうか?」と悩んだら選択肢に入れてみてください。

6.沖縄こどもの国フェスティバル

場所:沖縄こどもの国 時期:例年5月上旬 沖縄を代表する動物園・沖縄こどもの国で開催されるゴールデンウィークイベントです。動物たちを観察したり、エサあげを体験したり、ステージイベントを楽しんだりと、さまざまなプログラムが用意されています。学びにつながる内容になっているのも魅力です。

7.こどもフェスティバル

場所:おきなわワールド 時期:例年4月下旬〜5月上旬頃 おきなわワールドでは、ゴールデンウィークイベントとして「こどもフェスティバル」が開催されます。子ども向けの楽しいプログラムが盛りだくさんで、体験イベントも充実しています。 玉泉洞や熱帯フルーツ園、琉球ガラス工房、琉球王国城下町など、おきなわワールドそのものも楽しみ盛りだくさんなので、沖縄旅行の思い出づくりにもぴったりです。

5月・6月の沖縄の楽しみ方:4.羽地大川鯉のぼり祭り

5月の行事といえば、子どもの日は外せませんよね。 沖縄県名護市にある羽地ダムでは、例年5月上旬に「羽地大川鯉のぼり祭り」が開催されます。ダム堤体の歩道に掲揚され、風になびく多くの鯉のぼりは圧巻です! ステージイベントや体験イベントも行われるので、お祭り気分で楽しめるでしょう。沖縄県北部へ行く際はぜひ立ち寄ってみてください。

5月・6月の沖縄の楽しみ方:5.沖縄南国イルミネーション

沖縄県内で特に長期間開催されているイルミネーションイベントです。例年10月頃から翌年の5月頃まで開催されており、およそ7か月間、煌びやかなイルミネーションが楽しめます。 特筆したいのが、沖縄南国イルミネーションは「第2回 インターナショナルイルミネーションアワード」の「イルミネーションイベント部門優秀ストーリー賞」で全国2位を2年連続受賞しているということ! 手作りで温かみのあるオリジナルイルミネーションが高く評価されています。 5月はそんな沖縄南国イルミネーションを楽しむラストチャンスです。日本屈指の輝きをぜひご堪能ください。

5月・6月の沖縄の楽しみ方:6.ガンガラーの谷のツアーに参加

ガンガラーの谷は、沖縄県屈指のパワースポット。数十万年前の鍾乳洞が崩壊してできた谷間であり、推定樹齢150年の大きなガジュマルや古代人の痕跡など、たくさんの見どころがあります。 そんなガンガラーの谷に入るには、ガイドさんと一緒に歩くツアーに参加する必要があり、そのツアーは雨の日も行われます(※悪天候の場合は中止することもあります)。そのため、ちょうど梅雨時期にあたる5月・6月の沖縄の楽しみ方としてぴったりです! 雨の日のガンガラーの谷は、晴れの日とは異なる雰囲気で、木々に滴る雨水が独特かつ神秘的な空間を演出してくれます。きっと特別な時間になるでしょう。 関連記事: ガンガラーの谷ってどんなところ?ツアーで巡る魅力スポット特集(南城市)

5月・6月の沖縄の楽しみ方:7.波照間島の星空観察

日本最南端の有人島・波照間島は、星空観測に最適なスポットとして知られています。多くの星を見ることができ、特に12月〜6月には南十字星が観測できる貴重な体験ができます。 5月〜6月には星空観察ツアーや天体観測イベントが開催されることも多いため、ぜひ波照間島まで足を運んでみてください。

番外編:旬のグルメも要チェック!

5月・6月の沖縄では、さまざまな種類の野菜やフルーツ、海産物が収穫されるため、旬の沖縄グルメもチェックしておきたいところです。 以下では、5月〜6月に旬を迎える沖縄グルメを5つご紹介します。

1.ゴーヤー

ゴーヤー(ニガウリ)は沖縄の代表的な夏野菜で、5月から収穫が本格化します。鮮やかな緑色と独特の苦味が特徴で、沖縄料理ではゴーヤチャンプルーが有名です。軽い苦味が料理のアクセントになるので、天ぷらや和えもの、変わり種でいうとジュースにも使われます。 ビタミンCが豊富で、夏バテ防止や美肌効果が期待されるのもうれしいポイントです。

2.島らっきょう

島らっきょうは、主に沖縄で栽培されている小ぶりならっきょうで、3月〜5月頃に旬を迎えます。シャキシャキとした歯ごたえと辛味が特徴で、塩漬けや天ぷらとして食べられるのが一般的です。カルシウムやマグネシウムが豊富で、疲労回復や免疫力向上によいとされています。

3.もずく

もずくは、沖縄の海で採れる特産品で、4月〜6月にかけてが収穫の最盛期です。ヌルヌルした独特の食感が特徴で、酢のものや天ぷらとして食べられるのが一般的です。沖縄の一部の居酒屋では、新鮮な生モズクをそのまま味わえることもあります。 フコイダンという成分が含まれており、これはぬめりの正体。免疫力向上やコレステロールの抑制などが期待できることから、健康食品としても注目されています。

4.アセローラ

あまり知られていませんが、沖縄県の本部町はアセローラの生産量日本一を誇る一大生産地です。5月〜11月に旬を迎えることから、本部町は毎年5月12日を「アセローラの日」に制定し、アセローラにまつわるイベントを街ぐるみで実施しています。 収穫後2日〜3日ほどしか鮮度を保てない繊細なフルーツなので、生のアセローラは全国でほとんど販売されていません。つまり、生のアセローラが楽しめるのは5月〜6月の沖縄旅行の特権! ぜひ本部町でご堪能ください。

5.マグロ

沖縄近海で獲れるマグロの旬は、3月〜7月。そのうち産卵の時期の5月~6月頃は、300キログラム級の天然マグロが多く上がるといわれています。お刺身や寿司として楽しめるほか、この時期にはマグロを使ったイベントが開催されることもあり、解体ショーなども満喫できます。

5月・6月の沖縄も魅力的!海開きを迎えた海を満喫しよう

5月〜6月の沖縄は梅雨時期なので、旅行を計画するにしても「満喫できるのか」と不安を抱いている方もいるかもしれません。 でも、ごあんしんください! 今回ご紹介したように、5月〜6月の沖縄ではさまざまなイベントが開催されるほか、南国ならではの個性あふれるお花を観賞できます。また、ガンガラーの谷で雨の日のツアーに参加したり波照間島で星空観察を楽しんだりと、この時期ならではの楽しみ方も充実しています。 さらに、夏に比べて観光客が少ない傾向があるため、ゴールデンウィークを避ければ人気観光スポットもゆっくり楽しめるでしょう。 5月・6月だからこそのツウな楽しみ方・過ごし方で、ぜひ沖縄をご堪能ください!

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