犬が『ぶりっこ』するときに見せる5つの行動 自分が可愛いとわかっているの?隠された心理までご紹介
犬がぶりっこするときに見せる行動
犬がぶりっこするのは、飼い主に構ってほしいとき、他人に可愛がってもらいたいとき、イタズラを誤魔化したいとき、叱られている最中などです。
もともと愛嬌のある性格の犬である場合、ぶりっこをしているつもりは一切ないにも関わらず、仕草や行動がぶりっこしているように見られてしまうこともあるようです。
1.目の前に来て上目遣いでジッと見つめる
犬が目の前に来て上目遣いでジッと見つめるのは、「抱っこして?」「おやつちょうだい?」など、おねだりをしたいときのぶりっこな行動です。
ジッと見つめながらおねだりされては、あまりの可愛さから断りづらくもなってしまいますよね。
犬が上目遣いをすると、白目の部分が多く見え、その目が可愛らしく見えることから、ぶりっこしているようにも見えるのかもしれません。
2.あごを乗せる
犬があごを乗せるのは、甘えたいとき、構ってほしいときのぶりっこな行動です。飼い主の腕や膝にあごを乗せてくることがあります。
飼い主が食事をしているとき、テーブルにあごを乗せるのは、食べものをおねだりしたいときの行動でもあります。
つい食べ物を与えたくなってしまうほどの可愛さかもしれませんが、人間の食べ物は犬にとって高カロリーです。糖質や脂質や塩分を過剰に摂ってしまうと、肥満や病気の原因になります。
どんなに可愛くぶりっこしてきても、人間の食べ物をおすそ分けするのはやめましょう。
ぶりっこなおねだりに負けてしまいそうなときは、人間の食べ物ではなく、犬のおやつやフードを与えるようにしましょう。
3.見知らぬ人に自ら抱っこされる
犬が見知らぬ人に自ら抱っこされるのは、ぶりっこな行動です。
フレンドリーで社交的な犬にも他人に対する警戒心がありますから、初対面の見知らぬ人に対しては、なかなかそう簡単にできる行動ではありません。
可愛がってもらいたい、褒めてもらいたい、構ってもらいたいという気持ちから、見知らぬ人にも自ら抱っこされるのでしょう。
犬好きな人にとっては、見知らぬ犬が自ら膝の上に乗って来ると、可愛さと嬉しさでいっぱいになるのではないでしょうか。
「かわいいー♡」という言葉が誉め言葉であることも犬はちゃんと理解しています。
4.お腹を見せてクネクネする
犬がお腹を見せてクネクネするのは、背中が痒いから?とも思われるかもしれませんが、ぶりっこな行動でもあります。
思わず動画を撮ってしまったことがあるのではないでしょうか。飼い主が喜んでくれる、楽しんでくれる、ということも分かって行動していると思います。
ぶりっこな行動をしながらも、お腹を撫でると嫌がる犬もいます。お腹を撫でてほしいのではなく、「自分に注目してほしい」「可愛いと言ってほしい」などの気持ちだからなのではないでしょうか。
5.体をぴったりくっつけてくる
体をぴったりくっつけてくるのは、甘えん坊な犬がよくするぶりっこな行動です。
飼い主の体に自分の体をぴったりとくっつけることで、安心してリラックスすることができるのだと思います。
筆者の愛犬は、私の顔に自分の顔をぴったりとくっつけて甘えることがあります。フガフガと聞こえてくる鼻息も可愛いと思ってしまうほどです。
愛犬のぶりっこに負けてしまい、愛犬が満足するまで動かずにいると、足がしびれてしまうことがあるので要注意です。
まとめ
犬がぶりっこするときに見せる行動を5つ解説しました。
✔目の前に来て上目遣いでジッと見つめる
✔あごを乗せる
✔見知らぬ人に自ら抱っこされる
✔お腹を見せてクネクネする
✔体をぴったりくっつけてくる
犬がぶりっこな行動をするのは、その行動をすることで「構ってもらえる」「褒めてもらえる」「注目してもらえる」と理解しているからでしょう。
ただし、甘えん坊な行動がエスカレートしすぎると、要求吠えや分離不安につながることもあります。犬の気持ちを尊重しながらも、適度な距離感を保つことが大切です。
愛犬の「ぶりっこ」行動を楽しみながら、上手にコミュニケーションをとり、より良い関係を築いていきましょう。