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エルトン・ジョン、右目の視力を失い「自分のミュージカルが見えなかった」と告白

Techinsight

夏に目の感染症を患ったエルトン・ジョン。新作ミュージカルの初演を観劇するも「見えなかった」と告白した(『Elton John Instagram「To witness the scale of suffering and see the ever-increasing toll the past two years of war is having on the people of Ukraine is simply devastating.」』より)

エルトン・ジョン(77)は、音楽を手掛けた新作ミュージカルの初演を訪れたが、右目の視力を失ったため「ショーが見えなかった」と告白した。エルトンは9月に声明を発表し、重度の目の感染症の回復中であると伝えた。さらに11月にはインタビューで、「右目の視力を失い、左目も良い状態ではない」とその後の経過を明かした。

【写真】新作ミュージカルの初演ガラで、訪れた著名人たちと記念撮影したエルトン

現地時間11月1日、英ロンドンのウェストエンドにある劇場「ドミニオン・シアター」で、映画『プラダを着た悪魔』のミュージカル版『The Devil Wears Prada』が初演された。

この日は公式開演を迎えた特別な日であり、ミュージカルの作詞・作曲を担当したエルトン・ジョンが運営する慈善団体「エルトン・ジョン・エイズ財団」への資金を募るチャリティガラとして開催された。

ミュージカルの初演後にステージに現れたエルトンは、観客に向けて挨拶をすると「ショーを見るのは難しかったけど、聞くことは楽しんだ」と述べ、その理由を説明した。

「みなさんもご存じのように、私は視力を失いました。だから、いくつかの試演を見に行くことはできませんでした。」

エルトンは、パートナーで映画制作者のデヴィッド・ファーニッシュ(62)に付き添われてステージを降りる際、「彼は私にとって心の支えだよ」と語った。

エルトンは9月に自身のInstagramで声明を発表し、夏に患った重度の目の感染症から回復中だと述べた。

「この夏の間、私はひどい目の感染症にかかり、残念ながら片目しか見えなくなってしまった。回復傾向にあるものの、非常に治りが遅く、視力が戻るまでは時間がかかるだろう。」

さらに11月には、エルトンが米TV番組『Good Morning America』にゲスト出演した際、その後の回復状況について触れた。

「私は南フランスで目の感染症にかかり、不幸にも7月に右目の視力を失った。右目が見えなくなってから、かれこれ4か月が経過している。左目も十分な状態ではない。大丈夫だという希望と励ましはあるが、今はちょっと行き詰まっているんだ。」

そして「こういうこと(インタビュー)はできるけど、スタジオでレコーディングできるかは分からない。歌詞を読むのが難しいからね」と語り、視覚の問題が原因で次のアルバム制作が遅れていることを明かした。

12月1日に開催されたミュージカルの初演ガラは、多数の著名人が訪れた。その中には、ファッション誌『VOGUE』の編集長アナ・ウィンター(75)や、イタリア人デザイナーのドナテラ・ヴェルサーチェ(69)、女優兼モデルのエリザベス・ハーレイ(59)と息子ダミアン・ハーレイ(22)、女優リリー・コリンズ(35)らが含まれていた。上演後には、ロンドンの大英博物館で盛大なパーティが開かれた。

画像は『Elton John Instagram「To witness the scale of suffering and see the ever-increasing toll the past two years of war is having on the people of Ukraine is simply devastating.」「This isn’t just about fashion」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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