【チャ・ウミン インタビュー】「好きな日本語は『好き』です!」話題作に続々出演中の注目俳優、初登場!
荒れた高校を舞台にしたコミカルな学園アクションドラマ『スタディーグループ』、パク・ヒョンシク主演の復讐劇『埋もれた心』、そしてパク・ボヨンとチェ・ウシク主演の青春ロマンス『恋するムービー』と、今年に入って出演作3本が続けて日本で配信されているチャ・ウミン。
『スタディーグループ』で高校の実質的な序列1位のピ・ハヌルを好演したことが評価され、第61回百想芸術大賞新人賞にノミネート。次世代ネクストブレイク俳優として注目されている。
今年、日本公式ファンクラブも開設され、これからの活躍が楽しみなチャ・ウミンに直撃! 俳優になったきっかけや『埋もれた心』についてなど話を聞いた。
映画が好きで、“あのスクリーンに出たい”と思った。
――今回初登場となりますので、自己紹介をお願いします。
2000年10月24日生まれのさそり座。MBTIはINTPで、芸術的なことをいろいろと愛していて、現在は俳優 をしているチャ・ウミンです。
――ウミンさんが俳優を志したのは何がきっかけでしょうか?
幼いころから映画を観るのが好きだったので、心の片隅に“自分があのスクリーンに出たい”という夢を持っていました。
そんな中、大学入試をきっかけに俳優を目指し、今に至ります。
――2021年のデビュー以来、話題作への出演が続いています。ウミンさんは作品を選ぶ目がいいのかなと思うのですが、出演を決めるポイントがあれば教えてください。
僕の選ぶ目というより、僕を選んでくださった方々の眼識を信じてただ一生懸命頑張っただけでした。それが良い結果につながったと思います。
いつも現場では、「今日を楽しく」という気持ちで臨もうと努力しました。
――今年に入ってすでに3本の出演作が日本で配信されていますが、撮影時期はかぶっていなかったのでしょうか? 役の切り替えが大変ではなかったですか?
そうですね。撮影が重なった作品もありましたが、現場に向かう車の中でキャラクターと作品に合うように自分で考えた曲のプレイリストを聞きながら雰囲気を変えようとしていました。
――それでは、その3作品についてお話をうかがいたいと思います。『スタディーグループ』は高校生で不良のボス役、『恋するムービー』はヒロインの幼なじみ、『埋もれた心』は母親と共にパン屋で働く青年と、三者三様な役を演じられました。それぞれキャラクターの見どころを教えてください。
『スタディーグループ』のハンウルは、圧倒的なカリスマですね。
『恋するムービー』のジョンフは和やかな隣の家の弟、そして『埋もれた心』のソヌは純粋さというところが、それぞれのキャラクターの見どころではないかと思います。
『埋もれた心』の現場では監督や先輩とたくさん話をして役を作った
――ウミンさんは、韓国の配信ドラマに多く出演されていましたが、『埋もれた心』は初の地上波ドラマ出演となりました。この作品のオファーを受けた時、どう思いましたか?
初の地上波ドラマだったので、新鮮さと緊張感がありました。
ですがいざ始まってみると、結局どこの現場も同じだと気付いて、気持ちを楽にして先輩方の演技を見て学べる場になりました。
――ウミンさんが演じたソヌはストーリーを大きく動かすキーパーソンとなりました。どのように役を作っていったのでしょうか?
現場では監督と本当にたくさん話をしました。また、毎カットごとに新しいアイディアを出すため、共演者の先輩方からアドバイスをいただくこともありました。
そうやってソヌという人物を作り上げていきました。
――現場で先輩の演技を見て勉強をしたり、アドバイスをもらったと話されましたが、先輩俳優との一番印象的だったエピソードなどがあれば教えてください。
本当に暑い日の撮影があったのですが、僕の母親役を演じられていたト・ジウォン先輩が扇風機を当ててくださったんです。
その気遣いが本当の母のように感じました。
――これまで演じた役で一番自分に似ている役と、一番正反対の役をそれぞれ教えてください。また、今後やってみたい役は?
一番似ているキャラクターは『恋するムービー』のジョンフで、反対のキャラクターは『スタディーグループ』のハンウルだと思います。
ジョンフのような明るく元気な姿が本来の自分と一番よく似ていると思いますし、ハンウルの極悪非道な考えと行動力は、僕には到底できないことなので。
今後やってみたい役というより、どんな役でも見る人に楽しさを与えられる、そんな俳優として、どんなキャラクターにも全力で向き合いたいと思っています。
そして、10年後は今よりも、もっと自由な人間キム・ミヌ(本名)として俳優の活動をしていきたいです。
菅田将暉さんとぜひ一緒に作品を作りたい
――ウミンさんは日本に興味があるとお聞きしましたが、日本のどんなところに興味があるのでしょうか?
一番興味があるのは、映画、アニメ、音楽です。
今、誰かに日本のドラマを一つおすすめするなら、『First Love 初恋』(Netflixで配信中)です。
最近見たドラマの中で、ときめきと初々しい感情を一番感じた作品だったので、ぜひおすすめしたいです!
――おすすめの日本ドラマを教えていただきましたが、共演したい日本の俳優はいますか?
菅田将暉さんとぜひ一緒に作品を作ってみたいです。
個人的にこれまでの歩みに憧れていますし、これからの活躍も楽しみにしている俳優さんだからです。
――好きな日本語を教えてください。
「好き」です(笑) 。聞くのも言うのも、ドキドキする単語だと思います!
――(笑)。確かに聞くだけでドキドキしますよね。では、日本で行ってみたいところはどこですか?
秋葉原に行ってみたいです!すごく人が多いみたいなので、まだ挑戦したことがない場所なんですが、
アニメ好きとしてはぜひ行ってみたいです。
――今年ウミンさんの日本ファンクラブがオープンしました。今後日本のファンとも交流することがあると思いますが、どんなことをやってみたいですか?
やっぱりファンミーティングですね!
直接コミュニケーションをとりながら、同じ空間で楽しむことができる機会はなかなかないですから、ファンミ―ティングで日本のファンの皆さんに早くお会いしたいです。
――最後に、日本のファンに一言お願いします。
忙しい一日の中で、僕という存在があなたのちょっとした幸せになれるのなら、これからもずっと一生懸命活動していきます。
愛しています!
5月22日発売の『韓流ぴあ』7月号に掲載の連載企画「ネクストブレイクを探せ」でも、チャ・ウミンを紹介!
チャ・ウミン
2000年10月24日生まれ。2021年にBLドラマ『The Tasty Florida』の主演としてデビュー。『弱いヒーロー Class1』(’22)や『夜になりました~人狼ヲ探セ~』(’23)で続けて不良高校生役を演じ、その強烈な存在感で注目された。『スタディーグループ』(’25)では、第61回百想芸術大賞新人賞にノミネート、そして2025年2月には日本公式ファンクラブがオープンするなど、さらなる飛躍が期待される。
(韓流ぴあ/韓流ぴあ)