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【多摩市】市新補助金 ツナたま事業に6団体 新たな活動創出に期待

タウンニュース

中央図書館で行われた公開プレゼン=市提供

多摩市は8月31日、多世代・多分野の新たな活動を生み出す「ツナたま補助金」の二次審査(公開プレゼンテーション)を多摩市立中央図書館で行った。10団体がプレゼンを行い、6団体が採択された。実施間は9月から来年1月末まで。

多摩市は今年度から、新たな地域のつながりづくりを応援する「ツナたま補助金」制度を設け、事業者を募っていた。市が多世代多分野の地域コミュニティづくり(協創)を進めており、2025年度地域協創市民活動事業補助金制度として、小中学生から大人までを対象にアイデアや活動のきっかけを募集するもの。

コースは2タイプあり、「ツナコース」は地域内でのつながりが見える仕組みやしかけを創出するもので1件あたり最大50万円。「たまごコース」は多世代・多分野につながるきっかけ(たまご)を新たに創出する活動で1件あたり上限5万円となっている。

当日は一次書類審査を通過した10団体が出席。順番にプレゼンを行い、発表者と市の審議会委員による評価、審査により6団体が選ばれた。

ツナコースに採択されたのは多摩センターにあるロイヤル介護入居相談室などを運営する東京ロイヤル株式会社。市内の掲示板に活動団体の情報を掲載すると共に、チラシを配布することで広く周知し、地域活動を活性化するという、事業名「(つながる多摩)つなたま掲示板」を行う。

さまざまな場面で地域活動に参画している同社の嘉門桂介執行役員は「市内では多くの団体が活動しており、情報発信のお手伝いができれば」と話し、すでにいくつかの企業や団体に協力を呼びかけている。また、嘉門さんは「活動期間は短いが、できるだけのことをやって、終わった後も残るような事業にしたい」と抱負を語った。

採択された事業

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