大塚建設 「児童の学習に役立てて」 植木鉢用の置台寄贈
厚木市上依知の(株)大塚建設がこのほど、上依知小学校に植木鉢用の置台5台を寄贈した。同社の大塚正道社長が2月7日に厚木市役所を訪問し、佐後佳親教育長に目録を手渡した。
同校では、低学年の児童が生活科の授業でミニトマトやアサガオ、チューリップをベランダで育てている。しかし近年の暑さが影響してか、植物が育たずに枯れてしまうことも多かったという。
置台は、地面からの照り返しなどにより植物が高温になるのを防ぐ効果がある。昨年度は同社から置台を購入していたが、今年度は地域貢献の一環として同社が提供を申し出た。校内に設置された木製の掲示板も、同社から寄贈されたものという。
寄贈式に出席した大塚社長は、「60年続く工務店として、地域に根付いた会社ならではの取り組みを続けていきたい」とあいさつ。佐後教育長は「木のぬくもりがあり、子どもたちの喜ぶ顔が目に浮かぶ。これからも引き続きお力添えいただきたい」と感謝の言葉を述べた。