【融資利率を0.3〜0.4%引き上げ】新潟県燕市が中小企業向け制度融資の利率を改定
燕市役所
新潟県燕市は2025年4月1日から、市内中小企業向けの制度融資の利率を0.3〜0.4%引き上げることを発表した。日本銀行が2024年3月の政策決定会合でマイナス金利政策を解除して以降、政策金利の引き上げが続き市場金利も上昇していることを受け、この度の改定に至った。
制度融資の改定では、中小企業振興資金と小規模企業振興資金が現行の1.5%から1.9%へ、工場等移転資金と小売商業近代化資金が1.5%から1.8%へとそれぞれ引き上げられる。
燕市では、6つの金融機関および新潟県信用保証協会と協力し、市内中小企業の円滑な資金調達を支援するため各種制度融資を提供している。今後も金利動向を注視しつつ、市内中小企業が利用しやすい制度構築のため柔軟に対応していくとしている。
取扱金融機関は、第四北越銀行、三条信用金庫、新潟縣信用組合、大光銀行、協栄信用組合、新潟大栄信用組合(燕市内の本店・支店に限る)。