放課後デイ職員 不審者対応学ぶ 警察署員招き実践
六角橋にある放課後等デイサービス「ふくろうの杜」で12月10日、神奈川警察署の職員を招いての防犯訓練が行われた。
一軒家を改装した建物で発達障害の子どもたちの放課後預かりを行っている同施設。送迎時や施設内で不審者に遭遇した際の職員が取るべき対応を学ぶために今回の訓練を実施した。
訓練では警察署員が同施設を訪問してきた不審者に扮し、職員がアドリブで対応。しつこく中に入ろうとする相手に対し、職員はドアを背にして相手の侵入を防ぎながら対応した。
訓練後には警察署員からの講評があり、相手を中に入れないよう自ら外に出て話した点や、他の職員に自分のする行動を事前に伝えた点などを評価。その上で「複数人で対応したほうが何かあっても対処しやすい。不審だなと思った際は躊躇なく110番通報をしてほしい」と話した。