<会話ムズッ!>息子とは楽しいけれど娘と話すのが楽しくない!悩むママに寄せられた意見は……?
血の繋がった親子といっても違う人間ですから、相性はありますよね。同じように育てたきょうだいでも、「この子とは気が合うけど、この子とは合わない」といったことも出てくるのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「高校生の娘と話すのが疲れる」というタイトルで、親子の会話に関するこんな投稿がありました。
『息子は話が上手なので、楽しいから結構話をしてしまいます。娘はそれを見て同じように私を喜ばせようと話していることはわかるのですが、容姿や愚痴の延々ループなのでつまらない。内容や辻褄も合わないから、冷たく突っ込んでしまいます。「私よりお兄ちゃんのほうが好きなんでしょ」と言われて反省しつつも、聞くのが苦痛なくらいつまらなくて……。悩み相談やお出かけなど、普通より多いくらいの頻度で接しているのですが。娘の話は優しいお友達は聞いてくれているようですが、本人も気を遣って喋っていて疲れるらしく、お出かけとかは私と行きたがります』
息子さんとは違って娘さんとの会話がつまらないと嘆く投稿者さん。会話というより、娘さんの話をずっと聞いてあげなければいけない状況に苦痛を感じているのかもしれませんね。そこでママたちにお子さんと楽しくお喋りをしているのかどうかと尋ねていました。
子どものタイプによって会話の楽しさって変わるよね
『子どものタイプによるかな。大人しくて物静かな長男とは落ち着いた会話を、明るくておしゃべりな次男とは楽しく笑いながら会話している。私がそんなにひょうきんでおしゃべりではないから、長男を笑わせたりは難しいかな。すぐに会話が終わっちゃう』
『わかるよー。私も次男の話を聞くのは好きだけど、長男の話は辛い。しかも長男はいつも間が悪くて私が忙しいときに気を引くために話しかけてくる。次男は空気を読んで私に聞いてもらえそうなときに話しかけてくる』
投稿者さんのように子どもによって話す楽しさや、話す内容が異なるというママたちは少なくないのかもしれません。その子どもの性格や話す頻度、話術などによって、会話の盛り上がりやママの受け取り方が変わってくるのは仕方のないことかも。またママに話しかけるタイミングについても、きょうだい差があるという意見もありました。こちらが忙しくて余裕のないタイミングでたくさん話しかけられるとママもイライラしてしまい、楽しく会話ができないということはあるかもしれませんね。
会話の問題点ってどこだろう?ネガティブな話題は疲れる
『会話の問題点を指摘したらダメ? たまにならいいけど、他人はオチも山もない愚痴を垂れ流せるトイレではないからって』
『冷たく突っ込むよりも、愚痴は聞く方も疲れると伝えてみたら? 多分娘さんは、会話の内容の問題ではなくて、息子さんと話していると楽しそうだと勘違いしているんじゃない?』
『原因がわかっているんだから、それを素直に伝えたらいいと思うよ? お母さんは容姿の話や人の愚痴には興味がない。そんな話なら楽しく話はできないよと』
投稿者さんが娘さんとの会話を楽しくないと思うのは、容姿や愚痴などネガティブな話題をずっと繰り返されるからなのでしょう。明るい話題や笑える話、タメになる有益情報などであれば楽しいでしょうし、毎回違う話であれば新鮮にも感じるはず。しかしそうではないから、「娘との会話が苦痛」と思ってしまうのではないでしょうか。娘さんももう高校生ですから、対人コミュニケーションの一つとして会話の問題点を指摘してあげるというのも教育上大事なことかもしれません。ママたちからも「そういう話題は聞いているほうが疲れると伝えてみては?」というアドバイスがありました。自分の会話の改善点を教えてもらうことで、娘さんは投稿者さんとの会話の内容をいろいろと考えてくれるのではないでしょうか。
きょうだい差をつけているから、娘さんの「聞いて聞いて」が強くなっているのでは?
『うちの母親と同じ。兄とは楽しそうなのに私には「悩み相談は友達としてくれない?」とバッサリ。相性が悪かったんだろうな。自己肯定感が低くて寂しい気持ちでいっぱいだった。私だったら「愚痴ばかりだと聞くほうも疲れるんだよ」と、会話のコツを大人としてアドバイスくれるとよかったかな。面倒だからか、ダメなことをはっきり言わない親でずっとモヤモヤしていた』
『親子も合う合わないあるから仕方ない。でもハッキリ言ってはいけない。「私よりお兄ちゃんが好きなんでしょ!」と言われても、「そんなことないよ!」と永遠に言い続ける必要はある』
『友だちと話していて疲れるのって悲しいよね。めっちゃ楽しめるはずのお年頃なわけだし。そういったストレスからの助けてのサインだったりするよね。延々ループなお喋りとか』
『発達グレーな娘の話も疲れる。でも会話の練習として、なるべく相手をするようにしている。外では気を張って頑張っているようなので、愚痴も聞くよ。疲れるけど』
ママたちが気になったのは、娘さんが「私よりお兄ちゃんが好きなんでしょ!」と投稿者さんに言ったことです。おそらく普段の行動から、自分よりもお兄ちゃんのほうが愛されているという劣等感を抱いており、そのため自分の話をもっと聞いてほしいと思っているのではないでしょうか。ただその思いが空回ってしまい、ネガティブな話題をずっと繰り返して「ママ聞いて!」となっているのかもしれません。実際に自分の親が自分よりきょうだいと楽しく話している光景をたくさん見てきたママからは、ずっと寂しさを抱えていたという体験談も寄せられています。きょうだい間でも「この子とは話していて楽しい」「この子とは性格が合わない」と感じることは仕方ないことでしょう。しかしそれを子ども本人が感じ取ることがないようにすることも、親の務めではないでしょうか。
また娘さんは普段お友達と話していても疲れることがあるそうですから、そうしたストレスを家庭内で発散している可能性も。「外で頑張っているから家では好きなように話をさせて、愚痴も聞いてるよ」というコメントもありました。たとえつまらないと思っても子どもの話をじっくり聞いてあげることは、親子の大事なコミュニケーションの一つといえそう。そうすることで信頼関係にも繋がり、将来的な母子関係にも影響するかもしれません。投稿者さんも無理のない範囲で娘さんとの会話を楽しめるとよいですね。