小中学生の力作表彰 こどもアート展30人受賞
厚木市制70周年を記念した「こどもアート展」の授賞式が、2月2日に厚木市文化会館で開かれた。
同展は1984年から実施され、今回で39回目。市内の小中学校や、市内在住で市外の小中学校に通う児童生徒を対象に作品を募り、最優秀賞と優秀賞、優良賞に計30人が選ばれた。
受賞作品は1日から6日まで、市と友好都市提携を結ぶ市の子どもたちの作品と共に同館で展示された。
中学校の部で最優秀賞を受賞した押尾奈南さん(東名中1年)は、自然が減少していると感じたことをきっかけに作品を描こうと決めたという。「人工物と自然物の比率が入れ替わった世界を表現するために、花で埋め尽くされた道路や信号機を描いた。自然の力強さを表すために、茎を大きくして迫力を出した」と話した。
最優秀賞と優秀賞の受賞者は以下。敬称略。
【最優秀】▽小学校低学年の部/森津久思(玉川小1)絵画▽小学校高学年の部/三ツ橋拓真(森の里小5)絵画▽中学校の部/押尾奈南(東名中1)絵画
【優秀賞】▽小学校低学年の部/ARRAYHANBINABALHAFIDZ(妻田小2)絵画/ショミジャカズオ(上荻野小3)絵画▽小学校高学年の部/平田ひとみ(北小5)絵画/稲留亜斗(依知小6)立体▽中学校の部/LELUUNHATANH(厚木中3)絵画/岡村紗和(相川中1)立体