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水族館の飼育員にとって大切な「3つの気持ち」とは? 新人の奮闘ぶりに愛があふれるペンギン漫画

毎日が発見ネット

水族館の飼育員にとって大切な「3つの気持ち」とは? 新人の奮闘ぶりに愛があふれるペンギン漫画

『水族館が好きすぎて』の著者で、海の生き物をこよなく愛する漫画家・まつおるか さんによる『下町ペンギン物語』(KADOKAWA)。下町にある「すみだ水族館」で暮らすマゼランペンギンにうずまく、人間以上に複雑な"ペンギン関係"を描いた作品です。その中から気になるエピソードをピックアップ! "ペンギン社会"で巻き起こる激しく複雑な出来事を、本作を監修した「すみだ水族館」の飼育員さんへのインタビューを交えながら紹介していきます。本稿では、水族館で働く飼育員にとって大切なことを教えてもらいました。


飼育員として大切な3つのことは? 


「すみだ水族館」の飼育員さんは、3つの気持ちを意識して仕事をしているそう。1つ目はペンギンを"かわいい"と思い愛する気持ち、2つ目はもっと知りたい"ケアしたい"と思う気持ちなのだそう。「そして、3つ目に"人に伝える"という気持ちです。ペンギンのことを自分たちが知っているだけではなく、お客さまにお伝えして、興味を持ってもらうことが、飼育員の大事な仕事だと思っています」と話してくれました。


思い返せば小さいころに飼育員さんから生き物について教わって、興味を持った人もいるのではないでしょうか。

ペンギンと触れ合うには気を付けることがいっぱい! 


また、ペンギンを見ていると「触れてみたい」と思うのですが、触れるときに何かコツはあるのでしょうか。「ペンギンに触れるときは、そのペンギンに合った"抱き方"や"力加減"など、さまざまなことに気を付けなければいけないんです」と飼育員さん。漫画の中で新入社員の佐藤さんがぬいぐるみで練習をしてから挑んでいたのはそのためなのだそうです。


飼育員のみなさんは生き物を愛するのはもちろんのこと、さらにお客さんに生き物を理解して好きになってもらえるよう伝え方を工夫していることもわかりました。ぜひ、飼育員さんの話す言葉や生き物の展示方法にも注目してみたいですね。


※掲載情報は、2022年4月時点の情報です

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