伝統的酒造りユネスコ登録 酒造関係者ら喜びの声
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は日本時間5日、日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」をユネスコ無形文化遺産に登録することを決めた。
愛川町唯一の酒蔵「大矢孝酒造」の8代目蔵元を務める大矢俊介さんは、「伝統的という言葉に意味がある。我々の仕事が世界に認められる、実はすごい仕事だと少しでも思っていただけたらうれしい」と笑顔を見せ、「この機会に、ぜひ日本酒に触れていただければ」と話した。
神奈川県内には最盛期に220の蔵元があったが、現在は13蔵元が伝統をつないでいる。