DeNA・東克樹が2年連続3度目の2ケタ勝利かけ先発 相手は前回対戦で「スコアレスドロー」の熱戦演じた松木平優太
2年連続最多勝に向けても負けられない
プロ野球の2024年シーズンも各チームが110試合前後を消化。レギュラーシーズンのゴールが近付いてきた。優勝争いやクライマックスシリーズ進出争いも激化するなか、個人成績も気になる時期になってきた。
21日(水)に横浜で行われるDeNA-中日戦では、DeNAの東克樹が今季20試合目の先発マウンドに登る。
昨季は16勝3敗で最多勝と最高勝率の二冠に輝いたリーグ屈指の左腕は、今季もここまで9勝2敗、防御率1.74のハイパフォーマンスでチームを支えている。
21日の試合は2年連続自身3度目の2ケタ・10勝目がかかる一戦。2年連続の最多勝に向けても、11勝で首位を走る菅野智之(巨人)をピタリと追走したいところ。ほかにも10勝や9勝で並ぶ投手がゴロゴロひしめく大混戦だけに、重要な一戦となる。
東と投げ合い7回無失点の好投
対する中日は育成出身の高卒4年目・21歳右腕、松木平優太が先発する。
2020年の育成ドラフト3位でプロ入りを果たし、今年7月に待望の支配下契約をゲット。ここまで4試合に先発して1勝1敗、防御率2.42と奮闘を見せている。
興味深いのは一軍登板4戦のうち2回が東との投げ合いだったこと。プロ初登板となった7月10日の試合では7回3失点と上々の投球内容ながら、東が中日打線をシャットアウトしたため敗戦投手に。
それでも、“再戦”となった8月7日の試合では東がまたも9回無失点の快投を見せた一方、松木平も負けじと7回無失点の力投。試合は0-0のまま引き分けとなり、両者に勝ち負けはつかなかった。
黒星、勝ち負けつかずと来て今回が3度目の対決。“3度目の正直”で難敵相手に白星を掴むことができるか、若き右腕の投球に注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
巨人・グリフィン-広島・床田寛樹(東京ドーム)
阪神・西勇輝-ヤクルト・サイスニード(京セラD大阪)
楽天・内星龍-ソフトバンク・大関友久(楽天モバイル)
西武・隅田知一郎-オリックス・曽谷龍平(前橋)
ロッテ・メルセデス-日本ハム・山﨑福也(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部