瀬戸内の夏を彩る「木江十七夜祭」 3,500発の打ち上げ花火と伝馬船の競漕に注目
瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の木江港周辺で、2025年7月26日(土)に「木江十七夜祭(花火大会)」が開催されます。
木江厳島神社の伝統的な祭礼として開催されるこの夏祭りでは、島内各地区から集まった4隻の櫂伝馬(かいでんま)が瀬戸内海を舞台に勇壮な競漕を繰り広げる様子が見どころのひとつです。
当日は、神社の神事と合わせて日中に計4回の櫂伝馬競漕が開催されます。
12時45分からは荷揚げ場ステージにて恒例のもちまき大会を実施。その後、夜になるとステージにて広島出身のシンガーソングライター・丸本莉子さんによるライブが行われて祭りを盛り上げます。
フィナーレを飾るのは、20時から打ち上げられる約3,500発の花火。木江港の海上を舞台に、瀬戸内の夜空を華やかに彩ります。
なお、大崎上島は本土と橋で繋がっていないため、来場の際はフェリーの利用が必要です。ただし、花火大会終了後まで運航しているフェリーは垂水発竹原行きのみとなっており、自動車積載量には限りがあります。
そのため、混雑時には車がフェリーに乗りきれない場合があるようで、車での来場者には大崎上島での宿泊が推奨されています。
この夏、伝統と花火が見学できる夏祭りを楽しみに、大崎上島の木江港を訪れてみてはいかがでしょうか。