鎌倉花火大会 運営費高騰で財政難 クラファンで支援募る
約2500発が打ち上がる「第77回鎌倉花火大会」が、7月18日(金)に鎌倉海岸(由比ヶ浜海岸・材木座海岸)で午後7時20分から8時10分に開催される。昨今の物価高で運営費が高騰しており、財政難に直面している同大会。実行委員会では5月23日にクラウドファンディングを立ち上げ、「伝統の花火を継続できるようご支援を」と呼びかけている。
鎌倉花火大会は、戦後間もない1948(昭和23)年に、戦没者の鎮魂、戦争で疲れた心を癒すという目的から始まったとされる。今年は戦後80年の節目になることから、同実行委員会では「今一度、原点を見つめなおし、来場者が楽しめる大会を作り上げていきたい」と意気込む。
昨年、5年ぶりに開催した同花火でもクラファンを実施し、650万円の目標に対し、約800万円の支援があった。今年は目標額を600万円に設定。開始4日目には100万円を超えた。
期間は7月22日(火)までで、目標金額に満たない場合も計画は実行され、返礼品は届けられる。
詳細は、クラファンサイトうぶごえ(https://ubgoe.com/projects/932)で確認を。