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なぜデンマークは20代の投票率が80%以上なのか?能條桃子氏が解説

文化放送

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)7月3日の放送は、若者の政治参加を目指す「NO YOUTH NO JAPAN」の代表の能條桃子氏が出演。デンマークの若者の投票率が高い理由について話した。

野村邦丸(パーソナリティ)「能條桃子さんのプロフィールをご紹介します。1998年のお生まれです。20代の投票率が80%を超えるデンマークに2019年に留学したことをきっかけに、若者の政治参加を促進する“NO YOUTH NO JAPAN”を設立。インスタグラムを利用したSNSメディアの運営などで、選挙の投票率向上に取り組んでいらっしゃいます。デンマークの20代の投票率が80%を超えてるってすごいですね」

能條桃子「義務でもないですし、強制されてたり、罰金を取られるわけでもないんですけど投票率が高いんです」

邦丸「民主教育を学ぶ学校があるそうですね?」

能條「フォルケホイスコーレという学校で、日本語で国民高等学校みたいな意味です。全寮制で18歳以上だったら誰でも入れて、3ヵ月~半年くらいの期間、みんなで共同生活しながら、民主主義について学んだり、これから自分が何をしたいか考えたりする学校です」

邦丸「デンマークの同世代の若者の4分の1がその学校に行っていると。能條さんにとって、この学校に行った経験は大きいですか?」

能條「大きいですね。寮生活する中でみんなでポップコーン食べながら、党首討論を見たりするんです」

邦丸「党首討論を!日本で、党首討論見てる若者いるのかな?」

能條「それがすごく楽しかったんですよ。日本でも、これやりたい、こういう環境になったら日本でも投票率が上がるだろう、政治にもっと関心が集まるだろうと思うようになりましたし、その先には生きやすい社会があるんじゃないかなと思うようになりました」

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